ジャーニー分析

開始後、ページの右上隅に「統計」ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、ジャーニー統計ページが開きます。また、ジャーニーリストページの操作項目からジャーニー統計ページを表示することもできます。 alt text

1. ジャーニー統計指標

  • 参加者数: ジャーニーに参加したユーザー数を指します。同じユーザーが複数回ジャーニーに参加した場合、それぞれがカウントされます。
  • 目標コンバージョン数と目標コンバージョン率:
    • 目標コンバージョン数: コンバージョン目標を達成してジャーニーを終了したユーザー数を指します。
    • 目標コンバージョン率: 計算式は、目標コンバージョン数を参加者数で割ったものです。
    • 特別な注意事項:
      • コンバージョンしたユーザーは、複数のアクティビティやキャンバスをまたいで登録できます。異なるジャーニーのコンバージョン期間内に同じコンバージョン行動を完了した場合、それぞれのジャーニーで1回ずつ有効なコンバージョンとして登録されます。
      • ユーザーがジャーニーに複数回参加し、複数回コンバージョンを完了した場合、実際の完了回数に基づいてカウントされます。
      • ユーザーがすべてのステップを完了した後にこのジャーニーを終了した場合(再参加しないと仮定)、システムはジャーニー終了後もコンバージョン状況を検出し続け、タイムウィンドウの終了まで監視を停止しません。
  • 完了数と完了率:
    • 完了数: すべてのメッセージ送信プロセスを実行し、ジャーニー終了後に正常に退出したユーザー数を指します。
    • 完了率: 計算式は、完了数を参加者数で割ったものです。
  • 進行中と進行中率:
    • 進行中: 途中退出せず、終了ノードに到達して退出しないユーザー数を指します。計算方法は、参加者数から途中退出数を引き、さらに完了数を引いたものです。
    • 進行中率: 計算式は、「進行中」のユーザー数を参加者数で割ったものです。
  • トレンドチャート: 時間単位および日単位での表示をサポートし、データ変化のトレンドを直感的に理解できます。

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2. メッセージコンポーネントの統計表示指標

ワークフローが開始されると、メッセージコンポーネントの右上隅にコンポーネントボタンが表示されます。メッセージコンポーネントの右上隅にある統計ボタンをクリックすると、現在のメッセージコンポーネントのデータ統計ポップアップウィンドウが開きます。

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基本指標:

  • 送信済み: メッセージを送信したユーザーの総数。
  • 配信済み: 配信されたユーザー数と配信率。
  • クリック数: クリックしたユーザー数とクリック率。
  • コンバージョンイベント: 目標コンバージョン数、メッセージを受信後にユーザーが行った具体的なコンバージョン数、および目標コンバージョン率。
  • 収益: 設定されたコンバージョンウィンドウ内でメッセージを受信したユーザーがもたらした総収益。

送信記録:

  • メッセージID: 各メッセージチャネルの一意のメッセージIDに対応。
  • ターゲットID: 各メッセージチャネルの一意のユーザー/デバイスIDに対応。
  • メッセージステータス: コールバックメッセージステータスの値に基づいて表示。
  • 送信時間: 組織のタイムゾーンに基づいて送信時間を表示。

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目標コンバージョン数の計算ルール

コンバージョンしたユーザーは、特定のユーザー操作をインタラクションポイントに帰属させるために使用されます。つまり、ユーザーがメッセージに関連する特定の目標操作を完了したことを追跡します。複数のコンバージョンを処理する際の重要なポイントは以下の通りです:

  1. デバイスではなくユーザーに基づいてコンバージョンを計算: コンバージョン記録は各ユーザーに基づいており、各デバイスではありません。そのため、メッセージが複数のデバイスに送信された場合でも、単一のユーザーはマーケティングキャンペーンで1回しかコンバージョンされません。例えば、キャンペーンのコンバージョン目標が「任意の購入を完了する」であり、ユーザーがコンバージョン期間内に2回購入を行った場合、システムは1回のコンバージョンのみをカウントします。
  2. メッセージを開いたりクリックする必要はありません: ユーザーがコンバージョンウィンドウ期間内に指定されたコンバージョン操作を完了すれば、メッセージを開いたりクリックしたりしなくても、システムはそれを成功したコンバージョンと見なします。
  3. メッセージ次元での目標コンバージョン数の計算方法: メッセージ送信後にタイミングを開始し、ユーザーがコンバージョンウィンドウ期間内に目標コンバージョンを完了した場合、それはこのメッセージの目標コンバージョンとしてカウントされます。

収益計算ルール

  1. タイムウィンドウ: 収益計算は、ユーザーがメッセージを受信した時点から始まる特定のコンバージョンウィンドウ内で行う必要があります。
  2. コンバージョン目標を関連付ける: メッセージを受信したユーザーがコンバージョンウィンドウ内で完了したメッセージ関連の特定のコンバージョン操作のみが収益に含まれます。例えば、ユーザーがメッセージを受信した後に行った購入。
  3. 単一計算: 同じユーザーがコンバージョンウィンドウ内で複数回購入を行った場合、それらがもたらした総収益のみが計算され、重複してカウントされることはありません。

収益計算式

仮定:

  • 購入金額: ユーザーが行った各購入の金額。
  • ユーザー数: コンバージョンウィンドウ内で購入を完了した独立したユーザーの数。

収益計算式は次のように定義されます: コンバージョンウィンドウ内で、すべての関連ユーザーの購入金額の合計を計算します。

  • ユーザーAはメッセージを受信し、コンバージョンウィンドウ内で50ドルの商品を購入しました。
  • ユーザーBはメッセージを受信し、コンバージョンウィンドウ内で30ドルの商品を購入しました。
  • ユーザーCはメッセージを受信し、コンバージョンウィンドウ内で20ドルの商品を購入しました。

その場合、総収益は次のように計算されます: 収益 = 50 + 30 + 20 = 100

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