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佐藤 健一

更新日:2026-04-18

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SMSマーケティングは、販促、通知、予約リマインド、本人認証などに活用される手法です。法人利用では、携帯キャリアの通常SMS料金ではなく、SMS配信サービスの料金相場を把握することが重要です。

SMS配信の費用は、配信先の国・地域、送信数、文字数、API利用の有無、利用機能などによって変わります。日本国内向けの料金相場と、海外向けSMS配信の費用差を分けて確認することで、自社に合うサービスを比較しやすくなります。

本記事では、SMSマーケティングの基本に触れつつ、日本国内向けSMS配信の料金相場海外向けSMS配信の料金、料金モデル、比較ポイント、EngageLabの料金例をまとめて解説します。

なお、本記事で扱うのは個人向け携帯キャリアのSMS料金ではなく、法人向けSMS配信サービスの料金相場です。

SMSマーケティングとは?

SMSマーケティングとは、顧客の携帯電話番号宛にSMSを送信し、販促、通知、予約リマインド、本人認証、キャンペーン案内などに活用する方法です。メールやSNSに比べて見落とされにくく、即時性が高い点が特長です。

特に法人利用では、管理画面やAPIを通じてSMSを配信できるサービスを使い、顧客への通知やマーケティング施策を効率化するケースが一般的です。本記事では、その中でも料金相場に焦点を当てて整理します。

SMS配信の料金相場は?

SMS配信料金の結論 先に結論

法人向けSMS配信サービスの料金相場は、1通あたり8円〜18円程度が一般的です。配信数や契約条件によっては、1通6円〜で利用できるケースもあります。初期費用・月額基本料金が無料のサービスもありますが、文字数、接続方式、配信先、機能によって総額は変わります。

SMS配信の費用は、サービス提供会社配信先の国・地域送信数メッセージの文字数API利用の有無利用機能などによって変わります。正確な費用を把握するには、これらの条件をまとめて確認することが重要です。

日本国内向けSMS配信の料金目安

日本国内向けの法人向けSMS配信サービスでは、1通あたり8円〜18円程度が一般的な目安です。配信数が多い場合やボリュームディスカウントが適用される場合は、1通6円〜で利用できるケースもあります。

ただし、サービスによっては初期費用・月額基本料金が無料の従量課金型もあれば、個別見積もりが必要なサービスもあります。長文SMSやAPI連携、追加機能を利用する場合は、料金が変動することもあります。

海外向けSMS配信の費用はどう変わる?

海外向けSMS配信の費用は、日本国内向け配信より変動幅が大きくなる傾向があります。主な理由は、配信先の国・地域、接続方式、文字数、文字種、規制対応などが影響するためです。

なお、海外向けSMSの料金を調べる際は、携帯キャリアの国際SMS料金と、法人向けSMS配信サービスの料金を分けて考えることが大切です。携帯キャリア経由では、参考目安として1通あたり50円〜100円以上になることがあります。

一方で、法人向けSMS配信サービスでは、送信先の国・地域、接続方式、配信量、文字数、規制対応などによって単価が大きく変わるため、国別見積もりで確認するのが一般的です。大量送信や業務利用では、法人向けSMS配信サービスの方がコストを抑えやすい場合があります。

SMS配信サービスの料金モデル

SMS配信サービスの料金モデルは、大きく分けると、送信通数に応じて課金される従量課金型と、初期費用・月額基本料金・従量料金を組み合わせた料金体系があります。日本の法人向けサービスでは、完全な定額サブスクリプション型よりも、従量課金や個別見積もりを組み合わせた形が一般的です。

選び方のポイント

  • 配信数がまだ読めない場合や、まずは小規模に始めたい場合は、従量課金型が使いやすいです。送信通数に応じて費用が決まるため、初期費用や固定費を抑えやすい傾向があります。
  • 一方で、配信数が多い場合や、API連携、長文SMS、双方向SMS、承認機能、サポートなども含めて利用したい場合は、月額基本料金や個別見積もりを含む料金体系の方が適していることがあります。

SMS配信料金を左右する主な要素

要素 料金への影響 確認ポイント
配信数 配信数が多いほど単価が下がる場合がある ボリュームディスカウントの有無
文字数 日本語を含むSMSは全角70文字前後、英数字中心のSMSは160文字前後が1通の目安になることがある 文字種、分割送信時の通数換算、課金ルール
接続方式 国内直収接続は高品質だが単価が上がる場合がある 国内直収か国際網経由か
固定費 初期費用・月額基本料金の有無で総額が変わる 従量課金のみか、月額基本料金込みか
注記:※文字数の目安は、使う文字種や配信先によって変わります。一般的には、日本語を含むSMSは全角70文字前後、英数字中心のSMSは160文字前後が1通の目安とされますが、実際の通数換算や課金ルールはサービスや接続先によって異なります。長文SMSを利用する場合は、送信前に想定通数を確認しましょう。

EngageLabでのSMSサービス料金は?

EngageLab は、SMS、メール、WhatsApp、OTP(ワンタイムパスワード)、App Push、Web Pushなどをまとめて運用できるオムニチャネル型の顧客エンゲージメントプラットフォームです。日本国内向けのSMS配信だけでなく、海外ユーザー向けの通知、認証、マーケティング配信まで一元的に設計したい場合にも活用できます。

EngageLab SMSは、グローバルSMS配信、認証コード、重要通知、マーケティング配信、取引関連通知に対応しており、190以上の国と地域への配信をサポートしています。SMS単体の利用に加えて、OTP、メール、App Push、Web Push、WhatsAppと組み合わせた多チャネル運用にも対応しています。

EngageLabのホーム画面

EngageLabの料金体系は、使用量に基づくシンプルな料金モデルです。基本的には送信したメッセージ分に応じて課金されるため、配信規模に合わせて費用を管理しやすい点が特長です。管理画面からの配信だけでなく、APIを活用した既存システムとの連携にも対応しています。

日本向けSMSは、1通あたり約8円が目安です。ただし、実際の費用は為替レート、配信先の国・地域、送信数、メッセージ内容、利用チャネルによって変わります。海外向けSMSやOTP、メール、App Push、Web Push、WhatsAppなどを組み合わせる場合は、事前に料金シミュレーターや見積もりで確認するのがおすすめです。

参考例として、アメリカ向けSMSでは1通あたり0.0091ドル(為替レートによっては約1円台前半)の例もあります。日本国内向けとは通貨や前提条件が異なるため、国別料金は最新の料金表や見積もりで確認しましょう。

EngageLabのSMS料金イメージ

さらに、大量配信や継続利用を前提とする場合は、ボリュームに応じた価格相談もしやすくなります。日本国内向けのSMS配信だけでなく、海外配信、認証、通知、マーケティング、複数チャネル運用までまとめて設計したい場合に、EngageLabは検討しやすい選択肢です。

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SMS配信料金を比較する際のポイント

法人向けSMS配信サービスを選ぶ際は、単価だけでなく、料金モデル、API対応、長文SMS、サポート、規制対応まであわせて確認することが大切です。

料金モデルは?

日本の法人向けSMS配信サービスでは、送信通数に応じて課金される従量課金型のほか、初期費用・月額基本料金・従量料金を組み合わせた料金体系もあります。サービスによっては成功課金や個別見積もりを採用している場合もあるため、自社の配信数や必要機能に合った料金モデルかを確認しましょう。

1通あたりの料金は?

1通あたりの料金は、配信先の国・地域によって異なります。日本国内向けでは数円台から十数円台が目安になることが多く、海外向けでは国別に単価差が大きくなる場合があります。配信数が多い場合はボリュームディスカウントが適用されることもあるため、公開単価だけでなく、実際の見積もりも確認しましょう。

プラットフォーム利用料はかかる?

プラットフォーム利用料、初期費用、月額基本料金の有無を確認しましょう。1通あたりの単価だけでは総額を判断しにくいため、固定費を含めた全体コストで比較することが大切です。

プラットフォームの機能は?

料金を比較する際は、単価だけでなく、配信結果の可視化、長文SMS、API連携、再送、双方向SMS、分析機能など、どこまで標準機能に含まれるかも確認しましょう。追加機能が別料金になる場合は、想定運用に必要な総コストが変わることがあります。

コンプライアンス対応の追加費用は?

各国・地域の規制に準拠してSMSを送信する必要があります。特に海外向け配信では、規制対応、送信元管理、オプトアウト対応などが追加要件になる場合もあるため、必要な対応が料金に含まれているかを確認しましょう。

カスタム料金や割引はある?

大量配信や継続利用を前提とする場合は、ボリュームディスカウントや個別見積もりに対応しているかを確認しましょう。公開単価よりも、実際の配信数に応じた条件で総額を比較した方が判断しやすくなります。

見積もり前に確認したいコスト削減ポイント

  • 1通単価だけでなく総額を見る:初期費用、月額基本料金、追加機能料金を含めた総コストで比較しましょう。
  • 長文SMSの通数換算を確認する:70文字を超える場合、何通分として課金されるかを事前に確認しておくと、想定外の費用増を防ぎやすくなります。
  • 送信成功分のみ課金かを確認する:失敗分も課金対象になるのか、成功分のみかで実際のコストは変わります。
  • 国内向けと海外向けを分けて見積もる:海外向け配信は国別料金差が大きいため、国内向けと同じ前提で比較しないことが重要です。
  • 必要な機能が標準料金に含まれるか確認する:API連携、長文SMS、再送、双方向SMS、分析機能などが追加料金になる場合があります。

SMS配信の費用対効果はどう見る?

SMS配信の費用対効果を考える際は、1通あたりの単価だけでなく、到達率、開封率、クリック率、コンバージョン率などをあわせて確認することが重要です。単価が低くても反応が弱ければ効率は上がらず、逆に単価がやや高くても成果が出れば費用対効果は良くなります。

基本的な考え方としては、SMS施策で得られた売上や成果から配信コストを差し引き、投資に対してどの程度の成果が出たかを確認します。代表的な指標としてROIを使うと、SMS配信の費用対効果を整理しやすくなります。

ROIの計算式は以下の通りです。

SMS配信のROI計算式

例えば、SMS施策で得られた成果が配信コストを大きく上回れば、費用対効果が高いと判断できます。配信料金を比較する際は、単価だけでなく、実際の成果まで含めて確認することが大切です。

SMS配信と他チャネルの費用対効果比較

SMSは1通あたりの単価ではメールより高く見えることがありますが、到達率、開封率、即時性の面では優位になりやすいチャネルです。特に、予約リマインド、重要通知、本人認証、期限告知など、すぐに読まれたいメッセージでは費用対効果を出しやすい傾向があります。

一方で、長文コンテンツの配信や継続的な情報提供にはメール、幅広い新規獲得には広告系チャネルが向いている場合もあります。単価だけでなく、用途に合ったチャネルを選ぶことが重要です。

SMS配信料金に関するよくある質問

1 SMS配信料金に影響する要素は何ですか?

費用に影響する主な要素は、配信先の国・地域、送信数、メッセージの文字数、API利用の有無、追加機能、キャリア接続、サポート範囲、料金モデルなどです。日本国内向けか海外向けかによっても、費用は大きく変わります。

2 SMS配信コストを抑える方法は何ですか?

まずは、自社の配信先が日本国内中心なのか、海外も含むのかを整理し、料金体系が合うサービスを選びましょう。メッセージは必要な情報を簡潔にまとめ、長文SMSによる通数増加を避けることも重要です。さらに、配信対象を絞り、APIや分析機能を活用して改善を重ねることで、SMS配信コストを抑えやすくなります。

3 プラットフォーム利用料がかからないSMS配信サービスはありますか?

はい、プラットフォーム利用料が発生しない料金体系のSMS配信サービスもあります。たとえばEngageLabは、使用量ベースで費用を管理しやすく、送信量や配信先に応じた見積もりも確認しやすいサービスです。

まとめ

SMS配信の料金は、配信先の国・地域、送信数、文字数、API利用の有無、利用機能などによって変わります。日本国内向けでは数円台から十数円台が目安になることが多く、海外向けでは国別料金や規制対応も確認が必要です。

法人向けSMS配信サービスを比較する際は、1通あたりの単価だけでなく、従量課金か、月額基本料金を含むか、API対応、サポート体制、長文SMS対応、規制対応まで含めて確認することが重要です。

日本国内向けのSMS配信だけでなく、海外配信、認証、通知、マーケティング、複数チャネル運用までまとめて設計したい場合は、EngageLabも選択肢の一つです。

国内向け・海外向けのSMS配信料金をまとめて比較したい場合や、自社に合う料金モデルを確認したい場合は、EngageLabへご相談ください。