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高橋 ゆうこ

更新日:2026-02-08

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成功している企業に共通する要素は、大きく3つあります。高付加価値の商品、効率化されたオペレーション、そして何より優れたマーケティングです。Statistaによると、2022年だけでも米国のB2B企業は広告に約320億ドルを投じました。限られた広告費を最大化するには、メールマーケティングとマーケティングオートメーション(MA)のどちらを選ぶべきでしょうか。

メールマーケティングは、見込み顧客を育成し、良好な顧客関係を築くためにパーソナライズしたメールを配信する手法です。マーケティングオートメーション(MA)は、メールからソーシャルメディアまで、複数チャネルの施策を自動化しながら最適化します。オーディエンスとの接点を強化し、成果につなげやすい点が特長です。

本記事では、両者の違いと、貴社の目的に合う選び方を整理します。あわせて、成果を積み上げやすいのはどちらかも見ていきましょう。

メールマーケティングとは?

メールマーケティングとは、既存顧客や見込み顧客に向けて、パーソナライズしたメッセージを送る施策です。企業の最新情報、クーポン、セール予告、ニュースレター、新商品のリリースなどを届けます。これにより、顧客との関係を強化しつつ、見込み顧客を購買ファネルの中で育成できます。

メールマーケティングは成果につながりやすく、費用対効果も高いことから、多くのマーケターに選ばれています。HubSpotの統計では、投下した1ドルあたり約36ドルのROI(広告費用対効果)が期待できるとされています。購入履歴や属性情報に基づいてリストを調整し、セグメント配信できる点も強みです。


メールマーケティングのROIは1ドルあたり36ドル

マーケティングオートメーションとは?

マーケティングオートメーション(MA)とは、リード獲得から育成までの施策を一括で支える統合ソフトウェアのことです。顧客の興味関心に合わせてアプローチを出し分け、更新情報も適切なタイミングで届けられます。たとえばカート放棄が起きた場合、購入を促すリマインドを自動送信できます。

また、貴社のテック系サイトでノートパソコンのページを長く閲覧している見込み顧客がいる場合も、状況に合わせたアプローチが可能です。最適なセール情報や選び方のポイントを、自動メールで届けられます。反応データに応じたフォローメールで、購買プロセスに沿って育成していく設計です。

マーケティング部門は多くの業務を抱えていますが、MAは運用負担の軽減に役立ちます。オーディエンスのセグメント化、ソーシャルメディア投稿の自動化、CRM(顧客関係管理)との連携も可能です。時間とリソースを節約しつつ、売上生産性を14.5%高め、広告コストを12.2%削減できるというデータもあります。


マーケティングオートメーションのプロセス

メールマーケティングとマーケティングオートメーションの違い

デジタルマーケティングは、印刷物やテレビ・ラジオよりも広い層に商品やサービスを届けられます。一方で「メールマーケティングとMAのどちらを選ぶべきか」は悩みやすいポイントです。まずは概要表で整理し、その後に違いを詳しく解説します。

観点 メールマーケティング マーケティングオートメーション(MA)
主な目的 購読者リストへパーソナライズメールを配信 複数チャネルの施策を自動化(メール/ソーシャル/Web)
機能 メールキャンペーンの作成と管理 メール自動化、リード育成、CRM連携、ソーシャル管理など
パーソナライズ 基本レベル(名前差し込み、簡易セグメントなど) 高度レベル(行動データに基づくターゲティング)
分析 開封率、クリック率、メール経由の直接売上などを測定 行動データ、チャネル別の成果、ROIなどを詳細に分析
向いている企業 シンプルに直接コミュニケーションしたい小規模企業 データ活用と拡張性を重視する企業

機能範囲

メールマーケティングは範囲が比較的限定され、基本は購読者へのパーソナライズ配信です。販促、セール、割引コードなどの商用メッセージを送り、購買につなげます。一方、MAはマーケティング業務全体を支える考え方です。

ターゲットメールの配信に加え、キャンペーン別の顧客セグメント作成も可能です。さらに、ソーシャルメディア投稿も自動化できます。CRMと連携すれば、マーケティング部門と営業部門の連携もスムーズになります。

パーソナライズとターゲティング

世界では、毎日約3,473億通のメールが送信されています。メールマーケティングで把握できる情報が受信者名程度に限られる場合、他のメールに埋もれやすくなります。一方、MAでは行動データを活用し、興味関心に沿ったコミュニケーションを設計できます。

MAを使うと、顧客の好みや過去の接点に応じた出し分けが可能です。どの商品に興味があるか、サイト滞在がどれくらいかも把握できます。こうした情報を基にリードスコアを付け、リソース配分を最適化できます。

キャンペーン設計と実行

HubSpotの調査によると、マーケターの65%が「セグメント配信メールは、非セグメント配信より開封率が高い」と回答しています。ただし、メールマーケティングでできるのは、基本的に配信予約までです。MAプラットフォームなら、トリガー設計からタイムゾーン配信まで、関連業務を自動化できます。

たとえば、顧客が野球ボールをカートに入れたものの決済画面で離脱したとします。MAは購入完了を促すリマインドメールを自動送信します。反応がなければ、販促オファーで追客することも可能です。

無料で使えるメールマーケティング・マーケティングオートメーションツール5選

メールマーケティングとMAのどちらを選ぶかで、広告キャンペーンの成果は大きく変わります。多くのマーケターは、できるだけ少ない広告費で見込み顧客へリーチし、利益を伸ばすことを目指しています。ここでは、その実現に役立つ5つのプラットフォームを紹介します。

1. EngageLab

メールマーケティング/MAのどちらを重視する場合でも、EngageLabなら幅広く対応できます。EngageLabは単なるメール配信基盤ではありません。アプリのプッシュ通知、SMS、WhatsApp Business、ワンタイムパスワードなど、複数チャネルに対応した統合型の自動マーケティングソリューションです。

強力で安定したAPIにより、既存プラットフォームへスムーズに統合できます。メールは平均3秒という高速配信も特徴です。リンククリックやアクティビティ時間など、顧客の反応を把握できる分析レポートも提供します。

さらに、データのマスキングやSSL暗号化などの高度なセキュリティ機能も重視しています。稼働率99.9%の安定運用により、全チャネルでキャンペーンの成果最大化を後押しします。


EngageLab

2. MailChimp

MailChimpは、マーケティングプロセス全体を効率化できるメール配信プラットフォームです。ドラッグ&ドロップのビルダーを備えており、デザインの専門スキルがなくても見栄えの良いメールを作れます。基本的な分析とレポート機能もあり、開封やクリックを追跡して改善に役立てられます。

無料プランでは、最大500件の連絡先の管理とセグメント配信が可能です。ただし、行動ターゲティング、より多い連絡先数、A/Bテストを使うには有料プランが必要です。料金はEssentialsが11.05ドルからで、Premiumは25ドルまで上がります。


MailChimp

3. Sender

Senderは、学習しやすいMAプラットフォームです。コーディングなしで、ブランドに合わせたメールを作成できます。新商品告知やニュースレター配信など、用途に合うテンプレートも用意されています。

HTMLエディターもあり、メールの各セクションを調整してブランドらしさを出せます。購買判断では、86%の買い物客が「ブランドの信頼性」を重視すると言われています。SenderはWordPress、Shopify、Zapierとも連携しやすい点が特長です。


Sender

4. Benchmark Email

忙しくて、プロ品質のターゲットメールを作る時間がない場合でも、Benchmark Emailは選択肢になります。無料プランでも、月に最大500件の連絡先へメール配信が可能です。登録フォームを作ってリストを増やし、基本的なセグメント機能で最適化もできます。

プロ向けテンプレートも豊富で、ブランド露出と顧客関係の強化を後押しします。


Benchmark Email

5. Moosend

メールマーケティングとMAのどちらを重視する場合でも、Moosendは頼れるパートナーになります。自動化ワークフローにより、各接点を手作業で管理しなくても、適切なタイミングで適切なメッセージを送れます。無料プランでも、月に1,000人の購読者へ無制限にメールを送れる点も魅力です。

さらに、ページ訪問、バウンス、購入などの詳細な分析も確認できます。


moosend

EngageLabでメールマーケティングをシンプルにする方法

EngageLabは、メールマーケティングを効率化するために設計されたカスタマーエンゲージメントプラットフォームです。キャンペーンを簡単かつ効率的に管理できます。

EngageLabがメールマーケティングの効率化に向いている理由は次のとおりです。

  • 1. スムーズなサービス有効化
    直感的な画面でメール機能をすばやく有効化できる。技術的な手間を抑えてキャンペーン開始につなげる。
  • 2. 効率的なキャンペーン作成
    初回のメールキャンペーンを作成しやすい。作成から配信予約まで、ステップごとに分かりやすく進められる。
  • 3. 包括的な分析
    メール成果をリアルタイムで追跡できる。詳細なデータに基づき、次の施策を最適化しやすい。
  • 4. グローバル配信とコンプライアンス
    グローバルへ効率的に配信できる。国際的なデータプライバシーとセキュリティ基準に準拠し、顧客情報保護にも配慮する。

EngageLabでメールマーケティングを始める手順

EngageLabでメールマーケティングを効率化したい場合は、次の手順で始めます。

1. メール機能を有効化: EngageLabのメール機能の有効化ページに移動し、手順に沿ってメール送信の設定を行う。

メール機能を有効化

2. 初回のメールキャンペーンを作成: 有効化後、初回のメールキャンペーンページで手順を確認する。メール作成、配信先の選択、配信予約までの流れをガイドに沿って進める。

初回のメールキャンペーンを作成

3. メール本文をカスタマイズ: EngageLabのエディターで、パーソナライズした文面を作成する。テキスト、画像、行動喚起(CTA)を追加し、オーディエンスに合う内容へ調整する。

メール本文をカスタマイズ

4. 配信対象を設定: 連絡先リストを取り込み、セグメント機能でターゲットを絞り込む。属性、行動、嗜好に基づいてグループを作り、適切な相手へ届ける。

5. 配信予約と配信開始: 今すぐ送るか、指定時刻に送るかを選ぶ。プレビューで各デバイスでの表示を確認する。問題がなければ配信開始し、リアルタイム分析で成果を追跡する。

メールテンプレートの例

まとめ

メールマーケティングとMAのどちらを選ぶかは、貴社の目的次第です。見込み顧客に向けて、コストを抑えながら狙いを絞ったメッセージを届けたいなら、メールマーケティングが有力です。一方で、運用負担そのものを大きく減らしたい場合は、MAが適しています。

メールマーケティングを最大限に活かしたい場合はEngageLabをご検討ください。高速配信、データに基づくインサイト、安定した運用で、マーケティング目標へ一歩近づけます。まずは無料トライアルを始め、貴社の成長を後押ししましょう。

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