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ゆうこ

更新日:2025-08-20

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WhatsAppでのメッセージ送信はとても便利でエンゲージメントも高いですが、たとえ一度きりのやり取りでも、最初に相手の番号を保存する手間を経験された方も多いのではないでしょうか。

例えば、一度だけ依頼した水道業者や、ケーキを注文した近所のベーカリーの番号を、わざわざ連絡先に保存したくない場合もあるでしょう。

同様に、ビジネス目的で大量の番号を保存するのは非常に手間がかかります。プロモーションのために何百件もの番号を保存するのは現実的ではありません。

もし番号を保存せずにWhatsAppでメッセージを送信できるとしたら、よりスムーズかつ手軽にやり取りが可能です。

この記事では、番号を保存せずにWhatsAppメッセージを送信する方法を、個人・ビジネス両方の視点からご紹介します。


番号を保存せずにWhatsAppメッセージを送信する方法

Part1:個人向け-番号を保存せずにWhatsAppメッセージを送る即効テクニック

すべてのWhatsAppユーザーにとって、番号を保存せずにメッセージを送信できるのは大きなメリットです。ここでは知っておきたい即効テクニックを紹介します。

1 QRコードを利用

最も簡単な方法は、受信者のQRコードを使ってチャット画面を開き、そのままメッセージを送信することです。

受信者のQRコードは、各WhatsApp番号ごとにアプリの設定から取得できます。

この方法は、初対面の相手や店舗などビジネスにも活用できます。例えば、ベーカリーでQRコードをスキャンしてメッセージを送ることも可能です。

QRコードを入手したら、以下の手順で操作します。

手順1: スマートフォンでWhatsAppを開く。

手順2: 画面右下の緑色の「+」ボタンをタップ。

手順3: 「新しい連絡先」と一緒にQRアイコンが表示されるので、それをタップ。


番号を保存せずにWhatsApp

手順4: 受信者のQRコードをスキャン。自動的にチャット画面が開くので、連絡先を保存せずにメッセージ送信が可能です。

2 自分宛てメッセージを活用

受信者のQRコードがない場合は、この方法が便利です。

WhatsAppアカウントがある相手の電話番号さえ分かればOKです。以下の手順で進めます。

手順1: WhatsAppを開く。

手順2: 検索バーに「自分」と入力。

手順3: 自分の番号や「自分にチャット」オプションが表示されるのでタップ。

手順4: メッセージを送りたい電話番号を入力し、番号をタップ。

手順5: 「…とチャット」オプションが表示されるのでタップ。連絡先を保存せずに直接チャット画面へ移動できます。


番号を保存せずにWhatsAppメッセージを送信

3 「Click to Chat」リンクを活用

WhatsAppの「Click to Chat」リンクを使えば、番号を保存せずに直接チャット画面を開くことができます。特にビジネスとのやり取りでよく使われています。

任意のWhatsApp番号でClick to Chatリンクを作成可能です。必要なのは電話番号だけです。

操作方法は以下の通りです。

手順1: 「https://wa.me/電話番号」(国番号含む)の形式でリンクを作成。

手順2: 例:「https://wa.me/9234579...」のようなリンクが完成。

手順3: このリンクをブラウザに貼り付けてアクセス。

手順4: WhatsAppが開くので「チャットを続ける」をクリック。


WhatsAppダイレクトメッセージ

4 サードパーティアプリを利用

サードパーティアプリで番号の詳細を調べたり、発信者やメッセージ送信者が誰なのかを確認することがあります。

こうしたアプリを使って、番号を保存せずにWhatsAppメッセージを送信することも可能です。すでにアプリをインストールしている場合は、以下の手順で操作します。

手順1: アプリを開き、受信者の番号を検索。

手順2: アプリが詳細情報を表示し、「テキスト送信」「WhatsAppで送信」「通話」などのオプションが出現。

手順3: WhatsAppアイコンをタップするとチャット画面に移動。すぐにメッセージ作成が可能です。

注意: この目的のためだけに新たにサードパーティアプリをインストールする必要はありません。すでに利用している場合のみ活用し、未導入の場合は上記の他の方法をおすすめします。

Part2:ビジネス向け-WhatsApp Business APIで番号を保存せずにメッセージ送信

ここまで紹介した方法は個人利用には最適ですが、ビジネス用途には適していません。大量の顧客リストにメッセージを送りたい場合は、WhatsApp Business APIの活用が必須です。

# WhatsApp Business APIとは?

WhatsApp Business APIは、企業が顧客に一斉配信できる公式ソリューションです。大規模なオーディエンスとのやり取りを実現します。

企業は自社システムやCRM、ECプラットフォームなどにAPIを統合可能です。準備が整えば、テンプレート作成から配信スケジュールまで一括管理でき、番号を保存せずにメッセージを一斉送信できます。

公式認証済みアカウントとして信頼性を高め、マーケティングや販促、通知なども自動化できます。運用の手間も大幅に削減可能です。

# WhatsApp Business APIの主なメリット

  • 大量配信: 公式APIで数千件単位の一括配信が可能。大規模なターゲットにもアプローチしやすい。
  • 高い到達率: API経由のメッセージは到達率が非常に高く、ほとんどの顧客に確実に配信。
  • パーソナライズ: テンプレートに変数を追加し、顧客ごとにカスタマイズしたメッセージを送信可能。エンゲージメント向上に効果的。
  • インタラクティブメッセージ: 画像・動画などのメディアやCTAボタン、ヘッダー・フッターも追加可能。顧客のアクションを促進。
  • データ分析: 開封率・クリック率・配信数・既読数・コンバージョン率など、重要な指標をリアルタイムで可視化。
  • 1対1のやり取り: 一斉配信後、顧客から返信があれば1対1でやり取り可能。信頼感のあるコミュニケーションを実現。
  • 信頼性と認証: 公式認証済みビジネスプロフィール(緑のチェックマーク)で、顧客の信頼と安心感を向上。

# WhatsApp Business APIの始め方

導入はとても簡単です。以下の流れでスタートできます。

✅WhatsApp Businessソリューションプロバイダーを選定

まずは公式のWhatsApp Businessソリューションプロバイダー(BSP)を選びます。

直接APIを取得することはできず、必ずBSPを経由する必要があります。各社の機能やサービスを比較し、最適なプロバイダーを選定しましょう。

EngageLabはMeta認定の公式BSPで、中華圏におけるWhatsAppの戦略的パートナーです。登録からAPI取得、運用までスムーズにサポートします。


WhatsAppダイレクト

✅テンプレート作成&承認取得

API取得後は、メッセージテンプレートを作成します。EngageLabなら多言語対応テンプレートやヘッダー・フッター・ボタン追加など、柔軟なカスタマイズが可能です。


連絡先を保存せずにWhatsApp

テンプレート作成後はWhatsApp側の審査へ。ポリシー遵守を確認し、EngageLabが承認プロセスを自動でサポートします。

テンプレートの承認状況は「使用中」「拒否」などで管理。却下された場合は編集・再申請も簡単です。


連絡先追加なしで一斉配信

✅APIで番号を保存せずにメッセージ送信

テンプレート承認後、保存していない番号にも一斉送信が可能です。

EngageLabでは、手動入力またはファイルアップロードで受信者リストを登録し、メッセージ送信やスケジュール配信ができます。


番号を保存せずにWhatsAppメッセージ送信

Part3:EngageLabがWhatsApp Business API導入に最適な理由

EngageLabはオールインワン顧客エンゲージメントプラットフォームとして、WhatsApp・SMS・メール・AppPush・WebPush・OTPなど多彩なチャネルに対応。エンタープライズ規模で顧客にリーチしたい企業に最適です。


連絡先を保存せずにWhatsApp

EngageLabはMeta認定BSPとしてWhatsApp Business APIを提供。最大95%の到達率・コスト70%削減を実現し、低コストで確実なメッセージ配信が可能です。GDPRやWhatsAppのエンドツーエンド暗号化にも準拠し、データセキュリティも万全です。

主な機能:

  • WhatsApp・メール・SMS・OTP・AppPush・WebPushなどマルチチャネルマーケティングに対応したワンストッププラットフォーム
  • 最大95%の到達率と高い開封率を実現
  • テキスト・画像・動画・ボタン・添付ファイル・位置情報など10種類以上のメッセージタイプに対応
  • 詳細なリアルタイム分析で配信効果を可視化し、マーケティング施策を最適化
  • 多言語テンプレート・変数による柔軟なカスタマイズが可能
  • テンプレート承認やステータス管理、却下時の編集も簡単
  • WhatsApp Business API用の複数番号登録もサポート
無料ではじめる

EngageLabなら、プロモーション・通知・アップデートなど様々な用途でWhatsAppマーケティングが簡単に。オプトインを活用した新規顧客獲得やリスト構築もサポート。複数チャネルを横断するオムニチャネル配信で、万一1つのチャネルが届かなくても他の手段でカバーできます。

Part4:番号を保存せずにWhatsAppを使う際のよくある質問

1 連絡先を追加せずにWhatsAppメッセージを送れますか?

はい、連絡先を追加せずにメッセージ送信できます。個人の場合はQRコード・Click to Chat・サードパーティアプリ・自分宛てメッセージなどが活用可能です。ビジネスの場合はWhatsApp Business APIのみが公式な方法となります。記事内の手順をご参照ください。

2 WhatsAppで匿名メッセージは送れますか?

いいえ、匿名での送信はできません。アカウントは電話番号に紐づいており、メッセージ送信時に相手に番号が表示されます。

3 相手が自分の番号を知らなくてもメッセージ送信できますか?

はい、相手が自分の番号を保存していなくてもメッセージ送信は可能です。ただし、プライバシー保護の観点から、WhatsAppは知らない番号からのメッセージに制限を設けており、不特定多数への一斉送信は制限される場合があります。

4 Androidで番号を保存せずにWhatsAppメッセージを送る方法は?

自分宛てメッセージに番号をテキストで入力し、その番号をタップしてチャット開始。またはClick to Chatリンクを作成し、ブラウザで開くと相手のチャット画面に直接アクセスできます。

5 連絡先を追加せずに一斉配信する方法は?

連絡先を追加せずに一斉配信できる唯一の方法はWhatsApp Business APIです。EngageLab経由で登録し、簡単に一斉配信を始めましょう。

まとめ

WhatsAppで一度きりのやり取りのために番号を保存するのは面倒ですが、個人でも番号を保存せずにメッセージ送信が可能です。QRコード・自分宛てメッセージ・Click to Chatリンク・サードパーティツールなど、個人利用には十分な方法が揃っています。ビジネスならWhatsApp Business APIが公式な選択肢です。大規模リストへの一斉配信や顧客リーチも簡単に行えます。EngageLabなら、ビジネス向けWhatsAppメッセージ配信がこれまで以上に手軽に。無料登録で多彩な機能をぜひ体験してください。

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