パソコンからSMS(ショートメール)を送りたい場合は、まず個人で少量送るのか、法人として顧客向けに送るのかを確認しましょう。個人利用では、iPhoneとMac、またはAndroidスマートフォンとPCを連携する方法が候補になります。顧客への予約確認、重要通知、認証コード、一斉配信などを運用する場合は、Web管理画面やAPIに対応した法人向けSMS送信サービスが適しています。
少量のSMSをPCで入力したい場合は、スマートフォンとの連携方法を確認しましょう。iPhoneとMacではAppleのメッセージ機能、AndroidではPC版GoogleメッセージやWindowsのスマートフォン連携を利用できます。PC用のサービス料金がかからない方法でも、SMS送信料は契約中の携帯電話プランに従います。法人で一斉送信や自動送信を行う場合は、SMS送信サービスのWeb管理画面またはAPIを使い分けるとよいでしょう。
PCからSMSを送る方法の選び方
適した方法は、利用中の端末、送信件数、担当者が操作するのかシステムから自動送信するのかによって変わります。まずは、次の表で自分の利用状況に近い方法を確認してください。
| 利用状況 | 向いている方法 | スマホ連携 | 送信形態 | 確認事項 |
|---|---|---|---|---|
| iPhoneを使い、Macから少量のSMSを送りたい | iPhoneとMacのメッセージ連携 | 必要 | 個別送信 | 同じApple AccountとSMS対応プランが必要です。 |
| AndroidスマートフォンとPCを連携して少量のSMSを送りたい | PC版Googleメッセージ、Windowsのスマートフォン連携 | 必要 | 個別送信 | 対応OS、ネット接続、携帯電話プランを確認します。 |
| 担当者が顧客へ個別または一斉に送りたい | 法人向けSMS送信サービスのWeb管理画面 | 不要 | 個別・一斉・予約送信 (対応範囲はサービスによる) |
宛先登録、予約送信、送信履歴の確認範囲を比較します。 |
| 予約、認証、注文などに応じて自動送信したい | SMS API | 不要 | システムから自動送信 | API仕様、開発体制、ステータス取得方法を確認します。 |
スマートフォンとPCを連携する方法では、PC用の送信サービスを別途契約せずに利用できる場合があります。ただし、SMS送信料まで無料になるとは限りません。料金は携帯電話の契約プランや通信事業者の条件に従います。法人向けサービスも、初期費用や月額基本料が無料でも送信件数に応じた料金が発生することがあるため、無料トライアルと継続利用時の料金を分けて確認しましょう。
PC・パソコンからSMSを送る3つの方法
個人で少量送る場合は、利用中のスマートフォンとPCを連携します。法人として顧客へ継続的に送る場合は、送信対象や運用方法に合わせてWeb管理画面とAPIを使い分けます。
1.iPhoneとMacを連携してSMSを送る
iPhoneとMacを利用している場合は、Appleのテキストメッセージ転送を設定すると、MacのメッセージアプリからSMSを送受信できます。iPhoneとMacで同じApple Accountにサインインし、iMessageを有効にしておくことが前提です。詳しい条件はAppleの公式ヘルプで確認できます。
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Apple AccountとiMessageを確認する
Macの「メッセージ」から「設定」へ進み、「iMessage」でサインインしているApple Accountを確認します。iPhone側でも「設定」から「アプリ」→「メッセージ」を開き、iMessageをオンにします。 -
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テキストメッセージ転送を有効にする
iPhoneで「設定」→「アプリ」→「メッセージ」→「テキストメッセージ転送」を開き、送受信を許可するMacをオンにします。「iCloudにメッセージを保管」を利用している場合は、個別の転送設定が不要なことがあります。 -
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Macから宛先と本文を入力して送信する
Macのメッセージアプリで新規メッセージを作成し、電話番号と本文を入力します。SMS/MMSは通信事業者が提供するサービスのため、利用できるプランと送信料を確認してください。
SMSの利用可否や料金は、契約中の通信事業者とプランによって異なります。また、顧客リスト管理や送信履歴が必要な法人の一斉配信には向いていません。
2.AndroidスマートフォンをPCと連携してSMSを送る
Androidスマートフォンでは、PC版Googleメッセージ、またはWindowsのスマートフォン連携を利用できます。どちらもスマートフォンのSMS機能をPCから操作する方法であり、PC単体でSMS回線を持つ仕組みではありません。
PC版Googleメッセージを使う場合
PC版Googleメッセージは、スマートフォンのGoogleメッセージと同じ内容をブラウザに表示し、スマートフォンのモバイル接続を使ってSMSを送信します。Android 5.0以降、対応ブラウザ、スマートフォンとPC双方のインターネット接続が必要です。
設定時は、スマートフォンとPCで同じGoogleアカウントにログインし、画面に表示された絵文字を照合してペア設定を完了します。詳細はGoogleメッセージの公式ヘルプで確認できます。
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スマートフォンでデバイスのペア設定を開く
Googleメッセージを開き、右上のアカウントメニューから「デバイスのペア設定」を選びます。 -
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PCで同じGoogleアカウントにログインする
PC版Googleメッセージをブラウザで開き、スマートフォンで選択したものと同じGoogleアカウントでログインします。 -
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絵文字を照合してペア設定を完了する
スマートフォンとPCに表示された絵文字が一致していることを確認し、ペア設定を完了します。その後、PCから宛先と本文を入力して送信します。
SMS送信には携帯通信会社の料金が適用されます。共有PCで利用した場合は、作業後にペア設定を解除し、メッセージや認証コードが第三者に見られないようにしてください。
Windowsのスマートフォン連携を使う場合
Windowsのスマートフォン連携では、AndroidスマートフォンのSMS/MMSをPCから確認・送信できます。
Microsoftの要件では、Windows 10の2022年10月以降の更新プログラムまたはWindows 11、Android 10以降が必要です。スマートフォンとPCは同じWi-Fiに接続します。対応条件はMicrosoftの要件と設定、送信操作はPCからテキストメッセージを送受信する手順で確認できます。
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PCとAndroidスマートフォンを接続する
PCでスマートフォン連携を開き、Android側の「Windowsにリンク」と画面の案内に従って接続します。 -
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メッセージへのアクセスを許可する
Android側でメッセージへのアクセスを許可します。後から設定する場合は、PCのスマートフォン連携で「設定」→「機能」→「メッセージ」をオンにします。 -
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PCから新しいメッセージを作成する
スマートフォン連携の「メッセージ」タブで「新しいメッセージ」を選び、連絡先名または電話番号を入力して送信します。
MicrosoftはSMSとMMSをサポートしていますが、利用できる追加機能は端末によって異なります。メッセージへのアクセスを許可すると、二要素認証の確認コードなどの機密情報もPCに表示される場合があります。共用端末で利用する場合は、アカウント管理と接続解除を徹底しましょう。
スマートフォン連携はiPhoneにも対応していますが、接続条件や利用できるメッセージ機能はAndroidと異なるため、iPhoneとWindows PCを組み合わせる場合はMicrosoftの公式要件を確認してください。
3.法人向けSMS送信サービスを利用する
顧客への予約確認、重要通知、督促、認証コードなどを継続的に送る場合は、法人向けSMS送信サービスが候補になります。スマートフォンを担当者ごとに用意する必要がなく、送信対象や履歴をPC上で管理しやすくなります。
- Web管理画面から送信: 担当者が宛先とメッセージを確認して送信する運用に向いています。個別送信、一斉送信、予約送信への対応範囲はサービスによって異なります。
- API連携で自動送信: 予約、ログイン、注文、支払いなどのシステムイベントに応じてSMSを送る場合に適しています。導入前に、開発体制、認証情報の管理、エラーや配信ステータスの取得方法を確認します。
サービスによって、テンプレートの登録・審査条件や履歴確認の範囲は異なります。APIを利用する場合は、配信結果の取得方法と認証情報の管理方法も確認しておきましょう。
EngageLabでPCからSMSを送る基本的な流れ
EngageLab SMSでは、管理画面からの送信とREST APIの両方を利用できます。管理画面から送る場合は、次の流れで準備します。
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テンプレートを作成し、審査に提出する
通知、マーケティング、認証コード(OTP)からテンプレート種別を選び、メッセージ内容と必要な署名を設定して審査に提出します。テンプレートはEngageLabの運用担当者によって審査され、承認後に利用できます。 -
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送信先番号と送信条件を設定する
SMS送信画面の「受信番号」欄に送信先の電話番号を手動入力するか、TXTファイルからインポートします。承認済みテンプレートを選び、必要な変数を入力して、即時送信または予約送信を設定します。 -
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送信後に履歴を確認する
送信後は、履歴一覧でSMSの送信記録を確認します。予約や認証などに応じて自動送信する場合は、REST APIで送信し、コールバックで配信ステータスを受け取る仕組みを既存システムに組み込みます。
操作方法と現在の仕様は、EngageLabのSMS送信ガイド、テンプレート管理、REST APIガイドで確認できます。
送信件数や対象国に応じた料金・利用条件を確認したい場合は、SMS配信についてご相談ください。管理画面またはAPIでの運用方法が決まっている場合は、アカウントを作成して準備を始められます。
まとめ
パソコンからSMSを送る方法は、利用する端末と送信目的によって異なります。iPhoneとMacを利用している場合はテキストメッセージ転送、AndroidスマートフォンではPC版GoogleメッセージやWindowsのスマートフォン連携が候補です。いずれもスマートフォンのSMS機能をPCから使う方法なので、SMS送信料は携帯電話の契約条件を確認してください。
法人が顧客へ一斉送信する場合はWeb管理画面、予約や認証などの処理に合わせて自動送信する場合はAPIが向いています。送信件数だけでなく、宛先の登録方法、テンプレートの登録・審査条件、予約送信、履歴や配信ステータスの確認方法まで整理したうえで、自社の運用に合う方法を選びましょう。







