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佐藤 健一

更新日:2026-04-29

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結論から言うと、日本国内のSMSは、送信できる文字数と料金が文字数によって変わります。 一般的には、全角1〜70文字は税込3.3円、71〜134文字は税込6.6円で、以降はおおむね全角67文字ごとに税込3.3円ずつ加算されます。

テキストのみの場合、対応機種やアプリによっては全角最大670文字、半角英数字のみでは最大1,530文字まで送信できる場合があります。一方で、古い機種や一部の環境では、全角70文字・半角160文字までに制限されることがあります。

そのため、SMSを認証コード、予約通知、配送通知、マーケティング配信で使う場合は、「最大何文字まで送れるか」だけでなく、「何文字から料金が上がるか」もあわせて確認することが重要です。

本記事では、SMSの文字数制限、70文字を超えた場合の料金、ショートメールとの関係、文字数カウント時の注意点を整理します。

SMS文字数制限とは

SMSは何文字まで送れる?

SMSで送信できる文字数は、機種、アプリ、送信先、文字種によって変わります。そのため、最大文字数だけで判断せず、受信側の環境や料金段階もあわせて確認することが重要です。

実務では、重要通知や認証コードはできるだけ短くまとめ、長文SMSになる場合は分割表示や文字化けの可能性も確認しておきましょう。

SMS文字数と料金の早見表

料金段階を一覧にすると、以下のようになります。70文字以内に収めるか、71文字以上になるかで送信料が変わるため、配信前に本文の長さを確認しておきましょう。

全角文字数 半角英数字のみの場合 国内SMS送信料(税込)
1〜70文字 1〜160文字 3.3円
71〜134文字 161〜306文字 6.6円
135〜201文字 307〜459文字 9.9円
202〜268文字 460〜612文字 13.2円
269〜335文字 613〜765文字 16.5円
336〜402文字 766〜918文字 19.8円
403〜469文字 919〜1,071文字 23.1円
470〜536文字 1,072〜1,224文字 26.4円
537〜603文字 1,225〜1,377文字 29.7円
604〜670文字 1,378〜1,530文字 33円
注記:料金や送信可能文字数は、契約プラン、利用機種、アプリ、送信先、国際SMSかどうかによって異なる場合があります。最新情報は各携帯キャリアの公式案内をご確認ください。

法人向けSMS配信サービスを利用する場合: 上記は、主に携帯キャリアの通常SMS料金の目安です。法人向けSMS配信サービスやSMS APIでは、送信国、送信ルート、通数、契約条件によって料金が異なります。キャリアの通常SMS料金とは分けて確認しましょう。

参考:料金体系は、NTTドコモやauなど主要キャリアの公式案内をもとに整理しています。詳細はNTTドコモのSMS料金ページおよびauのSMS料金・文字数案内をご確認ください。

SMSで70文字を超えるとどうなる?

全角70文字を超えても、対応機種やアプリであれば長文SMSとして送信できる場合があります。ただし、料金計算上は次の段階に入り、70文字以内よりも送信料が高くなります。

たとえば、71〜134文字では70文字以内よりも料金が上がり、さらに文字数が増えると段階的に加算されます。詳しい料金段階は、上の早見表で確認できます。

また、受信側の機種によっては、70文字を超えるSMSが複数のSMSとして受信される場合があります。重要な案内や認証コードを送る場合は、できるだけ短く、分かりやすい本文にまとめることが重要です。

海外SMSやSMS APIで注意したい文字数

ここまで紹介した文字数や料金は、主に国内キャリアの通常SMSを前提とした目安です。一方で、海外向けSMSやSMS APIでは、GSM-7で送れる文字、Unicode文字、絵文字の有無によって、1通あたりの文字数上限が変わる場合があります。

英数字中心のSMSでは160文字、Unicode文字を含む場合は70文字が1通分の目安として扱われることがあります。日本語、絵文字、一部の記号を含むSMSでは、見た目の文字数よりも少ない文字数で分割対象になる場合があるため注意が必要です。

海外SMSやSMS APIでUnicode文字を含む場合の文字数制限イメージ

そのため、海外向けSMS配信やSMS APIを利用する場合は、通常SMSの料金表だけで判断せず、配信サービス側の文字数カウント、エンコード方式、送信先国ごとの料金ルールを確認しましょう。

ショートメール・ショートメッセージとSMSの文字数は同じ?

一般的に「ショートメール」や「ショートメッセージ」と呼ばれるものは、携帯電話番号宛てに短いテキストを送るSMSを指している場合が多いです。そのため、文字数上限や料金を確認するときは、SMSの文字数制限として考えると整理しやすくなります。

補足: キャリアやサービスによって表記が異なる場合があります。料金や送信可能文字数を確認するときは、利用中のキャリアや配信サービスの案内を確認しましょう。

SMSと+メッセージの文字数制限の違い

SMSと+メッセージは、どちらも電話番号を使ったメッセージ送信に関連しますが、文字数上限や送れる内容が異なります。SMSは短いテキスト通知に向いており、+メッセージはアプリ同士でより長い文章や画像・動画を送れる点が特徴です。

項目 SMS +メッセージ
最大文字数 全角670文字/1通が目安 全角2,730文字/1通が目安
送信先 携帯電話番号 +メッセージ対応アプリの利用者
画像・動画 送信不可 送信可能
ファイル添付 不可 可能
料金の考え方 文字数に応じて送信料が変わる パケット通信料がかかる

そのため、長文メッセージや画像を送りたい場合は+メッセージが選択肢になります。一方で、認証コード、予約通知、配送通知、重要なお知らせなど、相手のアプリ利用状況に左右されにくい通知ではSMSが使われる場面も多くあります。

参考:+メッセージの文字数や機能は、各キャリアの公式案内で確認できます。 例:NTTドコモ「+メッセージとは」

SMS文字数をカウントするときの注意点

SMSの文字数を確認するときは、単純に画面上の文字数だけを見るのではなく、全角・半角、絵文字、記号、URL、改行なども含めて確認することが大切です。特に業務通知やマーケティング配信では、文字数によって送信料金が変わるため、配信前のチェックが重要になります。

確認項目 注意点
全角・半角 日本語中心のSMSでは全角文字として数える前提で確認しましょう。半角英数字のみの場合は、送信可能文字数が異なる場合があります。
絵文字・特殊文字 絵文字や一部の特殊文字を含めると、端末やサービスによって表示や文字数の扱いが変わる場合があります。
URL URLは文字数を大きく消費しやすいため、必要に応じて短縮URLや専用の短い遷移先を検討します。
改行・記号 改行や記号も本文の一部として扱われるため、装飾よりも読みやすさと短さを優先しましょう。
料金段階 全角70文字、134文字、201文字など、料金が変わる境目を超えていないか確認しましょう。

認証コード、予約通知、配送通知などの重要なSMSでは、装飾を増やすよりも、「誰からの連絡か」「何をしてほしいか」「期限や確認方法は何か」がすぐ分かる本文にすることが重要です。

SMS送信前に確認したいこと

SMSを一斉配信する前には、文字数だけでなく、実際の表示、URL、差出人、配信タイミングも確認しましょう。特に長文SMSやURL付きSMSでは、テスト送信を行ってから本番配信することが重要です。

  • 文字数が料金段階を超えていないか確認する
  • 全角・半角、絵文字、特殊文字、改行が意図どおり表示されるか確認する
  • URLが正しく開くか確認する
  • 差出人や本文冒頭で、誰からのSMSか分かるようにする
  • 配信先のタイムゾーンや受信しやすい時間帯を確認する
  • 社内メンバーにテスト送信し、実際の端末表示を確認する

法人SMS配信で文字数を抑えるコツ

法人SMS配信では、文字数を短くすることがそのままコスト削減につながる場合があります。特に大量配信では、全角70文字、134文字、201文字など料金が変わる境目を意識して本文を設計することが重要です。

ただし、短くすることだけを優先すると、送信元や目的が分かりにくくなり、ユーザーが不安を感じる可能性があります。文字数を抑えながらも、「誰からの連絡か」「何をしてほしいか」「いつまでに対応すべきか」が分かる本文にしましょう。

工夫するポイント 内容
重要情報を先に書く 冒頭で会社名、通知目的、必要な行動を伝えます。長い挨拶や前置きは省きましょう。
用途別にテンプレートを分ける 認証コード、予約通知、配送通知、キャンペーン案内など、用途ごとに短い定型文を用意します。
URLを短くする URLが長いと文字数を大きく消費します。必要に応じて短縮URLや短い専用ページを使いましょう。
装飾を増やしすぎない 絵文字、記号、改行を増やしすぎると、文字数や表示崩れの原因になる場合があります。
長い説明はリンク先に分ける SMS本文には要点だけを書き、詳しい説明、利用規約、キャンペーン詳細はリンク先で案内します。
送信前に料金段階を確認する 全角70文字以内に収まるか、71〜134文字になるかなど、配信前に文字数と料金段階を確認しましょう。

SMS本文の作成例

たとえば、認証コードや予約通知では、短くても意味が伝わる本文にすることが大切です。

【例1:認証コード】
EngageLabの認証コードは123456です。10分以内に入力してください。

認証コードSMSを短い本文で案内する例

【例2:予約通知】
明日10:00にご予約があります。変更・キャンセルはこちら:example.jp/r

【例3:配送通知】
ご注文の商品を発送しました。配送状況はこちら:example.jp/d

配送通知SMSでお届け予定日を案内する例

マーケティングSMSでは、本文が長くなりやすいため、割引内容、期限、リンク先を簡潔にまとめる必要があります。キャンペーンの詳細をすべてSMS本文に入れるのではなく、SMSでは要点だけを伝え、詳しい内容は遷移先ページで説明するとよいでしょう。

法人向けSMS配信サービスを利用する場合

法人向けにSMSを継続配信する場合は、携帯キャリアの通常SMS料金だけでなく、SMS配信サービスやSMS API側の料金体系、配信国、送信ルート、配信レポート、テンプレート管理なども確認する必要があります。

特に、認証コード、予約通知、配送通知、キャンペーン案内などを大量に送信する場合は、文字数を抑えるだけでなく、配信結果を確認しながら本文や送信タイミングを改善することが重要です。

EngageLabのSMS配信サービス では、SMS配信の管理、API連携、配信ステータス確認などをまとめて行えます。SMS配信を継続的に運用したい場合の選択肢になります。

EngageLabのSMS配信管理画面

よくあるご質問

SMSは何文字まで送れますか?

通常SMSでは、対応機種やアプリによって全角最大670文字、半角英数字のみでは最大1,530文字まで送信できる場合があります。ただし、古い機種や一部の環境では、全角70文字・半角160文字までに制限されることがあります。

SMSで70文字を超えるとどうなりますか?

全角70文字を超えても送信できる場合がありますが、送信料金は文字数に応じて段階的に上がります。詳しい料金段階は、本文中の早見表で確認できます。

ショートメールは何文字まで送れますか?

一般的に「ショートメール」は、携帯電話番号宛てに送るSMSを指して使われることが多い言葉です。そのため、文字数上限や料金はSMSの文字数制限として確認すると整理しやすくなります。

SMSの文字数が多いと料金は高くなりますか?

はい。通常SMSでは、文字数に応じて送信料金が段階的に変わります。配信前に、70文字、134文字、201文字などの料金段階を確認しておきましょう。

SMSの受信料はかかりますか?

通常SMSでは、受信料は無料と案内されている場合が一般的です。一方で、送信料は文字数、送信先、契約プラン、利用アプリによって変わる場合があります。

絵文字を入れるとSMSの文字数は変わりますか?

絵文字や特殊文字を含めると、端末や配信サービスによって文字数の扱いや表示が変わる場合があります。認証コードや重要通知では、絵文字や装飾を控え、確実に読める本文にすることをおすすめします。

SMSと+メッセージの違いは何ですか?

SMSは携帯電話番号宛てにテキストを送る仕組みで、通常は文字数に応じて送信料が変わります。一方、+メッセージは対応アプリ同士で利用でき、より長い文章や画像・動画の送信に対応しています。

法人向けSMS配信サービスでも同じ料金ですか?

必ずしも同じではありません。携帯キャリアの通常SMS料金と、法人向けSMS配信サービスやSMS APIの料金は分けて確認する必要があります。法人向けサービスでは、送信国、通数、送信ルート、契約条件、利用機能によって料金が変わる場合があります。

まとめ

SMSは、対応機種やアプリによって送信できる文字数が異なります。通常SMSでは、全角70〜670文字、半角英数字のみでは160〜1,530文字が目安ですが、文字数が増えると送信料金も段階的に上がります。

法人向けSMS配信では、本文を短くするだけでなく、料金段階、受信側の環境、文字化け、URL、配信結果まで確認することが重要です。認証コード、予約通知、配送通知、マーケティング配信など、用途に応じて適切な文字数と本文設計を行いましょう。