avatar

佐藤 健一

更新日:2026-07-20

読了目安:6分

ショートメール(SMS)は、対応機種やアプリであれば全角最大670文字、半角英数字のみでは最大1,530文字まで送信できます。国内主要キャリアの通常SMSでは、全角1〜70文字が最初の料金区分となり、71文字以上は文字数に応じて送信料が上がります。

古い機種や一部の受信環境では、全角70文字・半角160文字までに制限される場合があります。重要な連絡では、最大文字数だけでなく、何通分として計算されるか、受信側で正しく表示されるかも確認して本文を作成します。

最大文字数と1通分の文字数は異なります

全角670文字まで送れる場合でも、全角70文字を超えると次の料金区分に入ります。長文SMSでは、最大文字数だけでなく、何通分として扱われるかを確認しましょう。

SMSは何文字まで送れるのかをテーマに、70文字と670文字の目安を示したバナー

ショートメール(SMS)は何文字まで送れる?

SMSで送信できる文字数は、利用する機種、アプリ、送信先、文字種によって変わります。現在は多くのスマートフォンで長文SMSに対応していますが、すべての環境で同じように表示・受信できるとは限りません。

iPhoneやAndroidスマートフォンでも、通常SMSとして送る場合は全角最大670文字、半角英数字のみでは最大1,530文字が目安です。iMessage、MMS、+メッセージなど別の機能で送る場合は、SMSとは文字数や料金の考え方が異なります。

SMS文字数と料金の早見表

以下は、個人が国内主要キャリアの通常SMSを送る場合の文字数区分と送信料の目安です。全角70文字以内は無料ではなく、最初の料金区分に当たります。法人向けSMS配信サービスやSMS APIの単価には、そのまま当てはまりません。

全角文字数 半角英数字のみの場合 国内SMS送信料(税込)
1〜70文字 1〜160文字 3.3円
71〜134文字 161〜306文字 6.6円
135〜201文字 307〜459文字 9.9円
202〜268文字 460〜612文字 13.2円
269〜335文字 613〜765文字 16.5円
336〜402文字 766〜918文字 19.8円
403〜469文字 919〜1,071文字 23.1円
470〜536文字 1,072〜1,224文字 26.4円
537〜603文字 1,225〜1,377文字 29.7円
604〜670文字 1,378〜1,530文字 33円

注記:上表は国内主要キャリアの通常SMS料金を整理したものです。料金や送信可能文字数は、契約プラン、利用機種、アプリ、送信先、国際SMSかどうかによって異なる場合があります。法人向けSMS配信サービスやSMS APIでは、各サービスの料金表と文字数区分をご確認ください。

SMSの文字数や料金はキャリアによって違う?

ドコモ、au、ソフトバンクなど国内主要キャリアの通常SMSでは、国内向けの基本的な文字数区分と料金段階はおおむね共通しています。ただし、料金プラン、送信先、国際SMS、利用機種、アプリによって扱いが変わる場合があります。

個人でSMSを送る場合は、利用中のキャリア案内で料金プランや送信先の条件を確認しましょう。

参考:料金体系は、NTTドコモ、au、ソフトバンクなど主要キャリアの公式案内をもとに整理しています。詳細はNTTドコモのSMS料金ページauのSMS料金・文字数案内ソフトバンクのSMS/MMS案内をご確認ください。

70文字以内に収めると、どれくらい費用差が出る?

メッセージが1つ多い料金区分に入ると、10,000件へ配信する場合は、課金対象も10,000通分増える可能性があります。実際の費用差は、利用するSMS配信サービスの単価、送信国、送信ルート、契約条件によって異なります。

法人向けSMSでは、単に短くするのではなく、料金区分を超えない範囲で、送信元、目的、必要な行動を伝えられるかを確認します。

送信方法によって、確認する料金表が異なります。

  • スマートフォンから個別に送る場合:利用中の携帯キャリアの料金表を確認する
  • 企業が継続的に配信する場合:SMS配信サービスの文字数区分と単価を確認する
  • システムから自動送信する場合:SMS APIの分割条件と配信結果の確認方法を確認する

SMSで70文字を超えるとどうなる?

全角70文字を超えても、対応機種やアプリであれば長文SMSとして送信できる場合があります。ただし、料金計算では次の区分に入り、端末やアプリによって受信時の表示も異なる場合があります。

  • 料金区分が増える:文字数に応じて複数の料金単位として扱われます。
  • 表示方法が異なる場合がある:送信側では1回の操作でも、受信側の端末やアプリによっては分割して表示されることがあります。
  • 要点が埋もれやすい:重要な行動や期限が本文の後ろに隠れないよう、情報の順序を整理する必要があります。

認証コード、予約通知、配送通知などでは、SMS本文に要点をまとめ、詳しい説明は必要に応じてリンク先で案内すると読みやすくなります。

SMSは70文字しか送れないと言われるのはなぜ?

SMSは以前、全角70文字までを目安に案内されることが多く、現在でも古い機種や一部の環境では70文字までに制限される場合があります。現在のスマートフォンで長文SMSを送れる場合も、全角70文字以内が最初の料金区分になるため、「SMSは70文字まで」と理解されることがあります。

海外SMSやSMS APIで注意したい文字数

海外SMSやSMS APIでは、国内主要キャリアの通常SMS料金表をそのまま当てはめられません。長文SMSの上限、分割単位、料金は、利用するサービスや送信国の条件で確認します。

SMS文字数をカウントするときの注意点

SMSでは、画面上の文字数と料金計算上の通数が同じになるとは限りません。国内主要キャリアの通常SMSでは、日本語などを含む場合は全角70文字、半角英数字だけの場合は160文字までが最初の料金区分です。

長文SMSでは、メッセージを連結するための情報が加わるため、2つ目以降は全角67文字、半角英数字153文字ずつ料金区分が増えます。このため、全角71〜134文字が2通分、135〜201文字が3通分として計算されます。

  • 日本語と半角英数字:日本語を含む本文と、半角英数字だけの本文では、1区分に収まる文字数が異なります。
  • 絵文字・特殊文字:利用する文字によって文字コードや分割方法が変わる場合があります。
  • URL・改行・記号:いずれも本文の一部としてカウントされます。
  • 法人向けSMSサービス:利用するサービスの管理画面やAPI仕様で、文字数とSMSセグメント(課金単位)を確認します。
海外SMSやSMS APIでUnicode文字を含む場合の文字数制限イメージ

iPhone・AndroidでSMSの文字数を確認するときの注意点

iPhoneでは、Appleの案内にあるとおり、iMessageは青色、SMS・MMS・RCSは緑色の吹き出しで表示されます。緑色にはSMS以外も含まれるため、色だけでSMSと判断することはできません。文字数による料金を確認する場合は、利用している送信方式と通信事業者の条件を確認します。

Androidでは、端末メーカー、OS、利用するメッセージアプリによって表示や設定が異なります。Google メッセージの公式ヘルプを確認し、作成画面に文字数や分割数が表示されない場合は、本文を別途カウントしたうえでテスト送信しましょう。

SMS送信前に確認したいこと

文字数を整えた後は、料金区分と受信時の表示をテストします。特に業務通知では、文字種や改行によって想定外の分割が発生していないかを確認してから本番配信へ進みます。

  • 文字数とセグメント数が想定どおりか確認する
  • 日本語、半角英数字、絵文字、特殊文字、改行が意図どおり表示されるか確認する
  • URLが正しく開くか確認する
  • 複数の端末でテスト送信し、受信時の表示を確認する

ショートメール・ショートメッセージとSMSの文字数は同じ?

「ショートメール」「ショートメッセージ」「Cメール」がSMSを指している場合、文字数と料金の考え方は同じです。これらは、携帯電話番号宛てにテキストを送るSMSの呼び方として使われることがあります。

MMS、iMessage、+メッセージはSMSとは仕組みが異なります。画像や動画を送れる場合や、対応アプリ同士で通信している場合は、SMSの文字数・料金表をそのまま当てはめないようにしましょう。

SMSと+メッセージの違い

SMSは携帯電話番号宛てに短いテキストを送る仕組みです。+メッセージは対応アプリ同士で利用し、SMSより長い文章や画像・動画を送れます。ただし、受信者が+メッセージを利用できることが前提です。

重要通知では、相手の対応アプリが分からないまま+メッセージを前提にせず、SMS本文に要点をまとめるか、詳細をWebページで案内する方法が適しています。

参考:+メッセージの文字数や機能は、各キャリアの公式案内で確認できます。 例:NTTドコモ「+メッセージとは」

法人SMS配信で文字数と費用を管理するポイント

法人向けSMSでは、本文を短くするだけでなく、料金区分を超えないか、送信元と目的が伝わるかを確認します。海外配信やSMS APIを利用する場合は、送信国、文字種、送信ルートによって文字数と料金の扱いが変わります。

まず、誰に何を伝えるかを決め、送信元、必要な行動、期限を残したうえで本文を調整します。短くしすぎて連絡の目的が分からなくなる場合は、次の料金区分に入っても必要な情報を優先します。

用途別に考えるSMS本文の長さ

  • 認証コード:コード、送信元、有効期限を前半にまとめます。
  • 予約・配送通知:日時や配送状況、確認URLを優先します。
  • 重要通知:連絡理由と必要な対応を省略せず、期限を明確にします。
  • マーケティング:特典、期限、遷移先に情報を絞ります。

70文字以内や134文字以内という区切りは、本文を設計するときの目安です。すべてのSMS配信サービスで同じ料金になるわけではないため、実際の文字数区分と単価は利用するサービスで確認します。

SMS本文の作成例:70文字以内・134文字以内の目安

以下は、送信元と必要な案内を残しながら、本文を70文字以内または134文字以内にまとめた例です。

認証コードや通知を70文字以内・134文字以内にまとめたSMS本文例
  • 認証コード例(70文字以内): 【EngageLab】認証コードは123456です。10分以内に入力してください。
  • 予約通知例(70文字以内): 【EngageLab】明日10:00にご予約があります。変更はこちら:example.jp/r
  • 配送通知例(70文字以内): 【EngageLab】ご注文の商品を発送しました。配送状況はこちら:example.jp/d
  • キャンペーン案内例(71〜134文字): 【EngageLab】会員限定キャンペーンのお知らせです。対象商品を2点以上購入すると10%OFF。7月31日23:59まで。詳細・ご利用条件はこちら:https://example.jp/c

文字数は目安です。実際の配信では、自社名、期限、URLなど必要な情報に合わせて調整してください。

法人向けSMS配信サービスを利用する場合

SMSを継続的に配信する場合は、国内・海外の送信範囲、認証コード・通知・マーケティングの用途、管理画面とAPIのどちらを使うかを整理します。あわせて、長文の分割単位、料金、配信結果をどこまで確認できるかも比較します。

  • 長文SMSを何文字・何セグメントとして計算するか
  • 日本語、絵文字、URLを含む場合の文字数の扱い
  • 送信国、送信ルート、送信量による料金差
  • 送信結果、エラー、料金を管理画面やAPIで確認できるか

送信方法から整理したい場合は、法人向けSMSの送信方法をご覧ください。料金を見積もる際は、法人向けSMS配信の料金と費用の考え方も参考になります。

EngageLabのSMS配信サービスでは、管理画面とAPIからSMSを配信できます。テンプレート編集時には文字数とセグメント数がリアルタイムで表示されるため、長文が複数セグメントに分かれる場合も、送信前に料金への影響を把握できます。管理画面とAPIは同じ課金口径で、配信後はステータスと費用を確認できます。

EngageLabのSMS配信サービスイメージ

よくあるご質問

SMSは何文字まで無料ですか?

国内主要キャリアの通常SMSは、文字数に応じて送信料がかかるのが一般的です。全角70文字以内も、原則として最初の料金区分に当たります。ただし、料金プランや送信先の組み合わせによっては、送信料がかからない場合があります。受信料は通常無料ですが、契約中のキャリア案内で確認してください。

SMSの文字数制限は解除できますか?

SMSの文字数上限そのものは解除できません。対応環境では全角最大670文字まで送れますが、全角70文字を超えると複数の料金区分として扱われます。さらに長い説明が必要な場合は、SMS本文に要点をまとめ、Webページで補足します。

iPhoneのSMSは何文字まで送れますか?

iPhoneで通常SMSとして送る場合も、対応環境では全角最大670文字、半角英数字のみでは最大1,530文字が目安です。iMessageとして送信される場合はSMSとは文字数や料金の考え方が異なるため、吹き出しの表示や送信方法を確認してください。

法人向けSMS配信サービスでも同じ料金ですか?

同じとは限りません。国内主要キャリアの通常SMS料金と、法人向けSMS配信サービスやSMS APIの料金は分けて確認します。法人向けサービスでは、送信国、文字数、送信ルート、送信量、契約条件によって料金が変わります。

まとめ

SMSは、対応機種やアプリであれば全角最大670文字、半角英数字のみでは最大1,530文字まで送れます。ただし、国内主要キャリアの通常SMSでは、全角70文字・半角160文字を超えると次の料金区分に入り、長文では全角67文字・半角153文字ずつ区分が増えます。

法人向けSMS配信では、文字数だけでなく、送信国、文字種、分割単位、配信結果まで確認します。継続的に配信する場合は、自社の用途と送信量に合う料金条件を確認したうえで、管理画面またはAPIを選びましょう。