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佐藤 健一

更新日:2026-07-20

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iMessage(アイメッセージ)とは、iPhone、iPad、MacなどのAppleデバイス同士で使えるメッセージ機能です。SMSのように携帯電話回線だけで送る仕組みではなく、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信を使って送受信します。

iPhoneの「メッセージ」アプリでは、iMessageは青色の吹き出し、SMS・MMS・RCSは緑色の吹き出しで表示されます。つまり、青色はiMessage、緑色はSMS・MMS・RCSなど別の方式で送信されたメッセージと考えると、違いを判断しやすくなります。

先に結論

個人間のやり取りでは、Appleデバイス同士で使えるiMessageが便利です。iMessage自体に1通ごとの送信料はかかりませんが、モバイルデータ通信を利用する場合は、契約プランに応じた通信料が発生することがあります。相手がAndroid端末の場合やiMessageが使えない状態では、SMS、MMS、RCSなどで送信されることがあります。

企業が認証、通知、リマインド、一斉配信を継続して運用する場合は、電話番号宛に送れる法人向けSMS配信サービスが候補になります。

この記事では、iMessageの意味、SMS・MMS・RCSとの違い、青色・緑色の吹き出しの見分け方、料金、Android宛に送る場合の注意点を整理します。後半では、個人間の連絡、企業との対話、法人向けSMS配信を用途に応じて使い分けるポイントも紹介します。

SMSとiMessageの違い

iMessageとは?

iMessage(アイメッセージ)は、iPhoneの「メッセージ」アプリに標準搭載されている機能です。Apple IDや電話番号と連携して、iPhone、iPad、Mac、Apple WatchなどのAppleデバイス間でメッセージをやり取りできます。

SMSと異なり、テキストだけでなく、写真、動画、ステッカー、リアクションなどを送れます。既読表示や入力中表示、グループチャットにも対応しており、iPhone、iPad、Macなどで会話を確認しやすい点も特徴です。

青い吹き出しと緑の吹き出しの違い

iPhoneの「メッセージ」アプリでは、吹き出しの色で送信方式を見分けられます。青い吹き出しはiMessage、緑の吹き出しはRCS、MMS、SMSのいずれかで送信されたメッセージを表します。Appleサポートでも、メッセージの吹き出しが緑色で表示される理由が説明されています。

iMessageとSMS・RCSの青い吹き出しと緑の吹き出しの違い
吹き出しの色 主な送信方式 よくある状況
青色 iMessage 相手もAppleデバイスを使っており、iMessageで送受信できる状態
緑色 RCS、MMS、SMS 相手がAndroid端末の場合、またはiMessageが使えない状態

緑色だからといって、必ず従来のSMSだけで送られているとは限りません。対応する環境ではRCSが使われることもあり、送信方式は相手の端末、通信事業者、設定、通信状況によって変わります。AppleサポートのiMessage、RCS、SMS/MMSの違いでも、それぞれの条件が整理されています。

メッセージが緑色になる主な理由は次の通りです。

  • 相手がAndroid端末を使っている:Android宛にはiMessageとして送信されず、SMS、MMS、RCSなどで送信されます。

  • iMessageがオフになっている:自分または相手の端末でiMessageが無効になっている場合、別の方式で送信されることがあります。

  • 通信状況が不安定:Wi-Fiやモバイルデータ通信の状態によって、iMessageではなくSMSなどに切り替わる場合があります。

iMessageとSMS・MMS・RCSの違いを比較

iMessage、SMS、MMS、RCSはいずれもメッセージを送る手段ですが、対応端末、表示色、通信方式、料金、法人利用での使いやすさが異なります。ここでは、iPhoneユーザーが混同しやすいポイントを同じ項目で比較します。

比較項目 iMessage SMS・MMS・RCS
主な対象 Appleデバイス同士 電話番号宛のメッセージ。端末や方式によってSMS、MMS、RCSとして送信される
表示色 青色の吹き出し 緑色の吹き出し
通信方式 Wi-Fiまたはモバイルデータ通信 携帯電話ネットワークや通信事業者のメッセージ方式
Android宛 iMessageとしては送信できない SMS、MMS、RCSなどで送信される場合がある
画像・動画 写真や動画を送信できる SMSはテキスト中心。MMSやRCSでは画像・動画に対応する場合がある
料金 1通ごとの送信料はかからない。モバイルデータ通信料が発生する場合がある 通信事業者や配信サービスの料金体系によって異なる
法人利用 標準のiMessageは、Appleデバイス間の個人連絡が中心 法人向けSMS配信サービスでは、通知、認証、リマインド、一斉配信などに対応しやすい
複数人への送信 複数人とのグループチャットに対応 SMS配信サービスでは、顧客リストへの一斉配信や配信結果の管理に対応しやすい

個人間のやり取りでは、Appleデバイス同士で使えるiMessageが便利です。一方、Androidを含む幅広い相手へ電話番号で届けたい場合や、企業が通知・認証・一斉配信を運用する場合は、SMSのほうが対応しやすくなります。

SMSとMMSの違いを詳しく知りたい場合は、SMSとMMSの違いの記事も参照してください。

送信方式・対応端末・到達範囲

iMessageはインターネット経由で動作するため、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が必要です。利用できるのは、iMessageが有効なAppleデバイス同士のやり取りです。

SMSは携帯電話ネットワークを利用し、電話番号宛に送信します。iPhoneとAndroidを含む多くの携帯電話へ届けやすいため、受信者が利用する端末を企業側で指定できない場合にも使われています。

文字数・画像・セキュリティの違い

SMSは短文のテキスト通知を前提とした仕組みで、文字数や課金単位は通信事業者、配信サービス、文字種によって異なります。画像や動画を送る場合は、MMSやRCSなど別の方式が使われることがあります。

iMessageはSMSより長文や写真、動画、GIFなどを扱いやすく、既読表示や入力中表示も利用できます。また、iMessageはエンドツーエンド暗号化に対応しています。SMSは同じ仕組みを前提としていないため、企業が認証コードや重要通知を送る場合は、有効期限、再送制御、不正利用対策も含めて運用を設計する必要があります。

料金:無料で使える範囲と通信料

iMessage自体に1通ごとの送信料はかかりません。Wi-Fi環境では追加の送信料を気にせず利用できますが、モバイルデータ通信を使う場合は、契約している通信プランに応じてデータ通信料が発生することがあります。

SMSやMMSとして送信される場合は、通信事業者の料金体系によって送信料が発生することがあります。緑色の吹き出しにはRCS、MMS、SMSが含まれるため、色だけで料金を確定することはできません。送信前の入力欄に表示される方式と、契約中の料金条件を確認してください。

海外で利用する場合も、Wi-Fi接続中のiMessageには1通ごとの送信料はかかりません。ただし、モバイルデータ通信や海外ローミングを使うと、契約中のプランによって通信料が高くなることがあります。

個人利用と法人利用での使い分け

iMessageとSMSのどちらが適しているかは、相手、送信件数、利用目的によって異なります。個人間の連絡と、企業が顧客へ継続的にメッセージを送る運用は分けて考える必要があります。

主な用途 向いている方法 判断の目安
少人数の個人間連絡 iMessageまたはSMS 相手の端末、通信環境、メッセージの表示色を確認して使い分けます。
企業への問い合わせ・予約など Apple Messages for Business メッセージアプリ上で企業と会話し、質問、予約、購入、問題解決などを進める用途です。
認証・通知・リマインド・一斉配信 法人向けSMS配信サービス 顧客リスト、API連携、個別差し込み、配信結果の確認が必要な運用に向いています。

iMessageでは複数人とのグループチャットができます。ただし、顧客リストへの大規模配信、個別差し込み、配信結果の管理、APIによる自動送信を前提とした法人向け一斉配信には向いていません。

Apple Messages for Businessは、ユーザーがメッセージアプリで企業と対話するための仕組みです。問い合わせや予約、購入などに加え、会話中のフォローアップや取引に関するアップデートを受け取る場合があります。

顧客リストへの認証コード、重要通知、リマインド、一斉配信を継続して運用したい場合は、必要な機能が異なるため、法人向けSMS配信サービスを検討します。

少人数への手動送信と、企業が多数の宛先へ継続して送る方法の違いは、SMSの一斉送信方法で確認できます。

ログインや本人確認で認証コードを送る場合は、SMS認証コードの送信・導入方法を参照してください。

EngageLabで対応できる法人向けSMSの用途

EngageLabのSMS配信サービスでは、APIによる認証コードや重要通知の自動送信、配信結果の確認に対応しています。受信者の端末を限定せず電話番号宛に届けながら、国内外への配信を同じ基盤で管理したい企業に適しています。

EngageLabの法人向けSMS配信サービス

自社に合う送信方法を判断しにくい場合は、想定する用途や送信件数、API連携の有無を整理したうえで、法人向けSMSの導入方法をご相談ください。

iMessageとSMSに関するよくある質問

iMessageは無料ですか?

iMessage自体に1通ごとの送信料はかかりません。ただし、モバイルデータ通信を利用する場合は、契約している通信プランに応じてデータ通信料が発生することがあります。SMSやMMSとして送信される場合の料金は、通信事業者の契約条件によって異なります。

AndroidにiMessageは送れますか?

Android端末にiMessageとして送信することはできません。相手の端末や通信環境が対応している方式に応じて、SMS、MMS、RCSなどで送信される場合があります。

iPhone同士なのにメッセージが緑になるのはなぜですか?

自分または相手のiMessage設定がオフになっている場合や、インターネット通信を利用できない場合は、iPhone同士でもSMSやMMSなどに切り替わり、緑色で表示されることがあります。詳しい確認方法は、Appleサポートの案内を参照してください。

iMessageとSMSは自動で切り替わりますか?

送信先の端末、iMessageやRCSの利用状況、通信環境、iPhoneの設定によって、別の送信方式に切り替わる場合があります。送信前に入力欄へ表示される「iMessage」「RCS」「テキストメッセージ・SMS」などの表記を確認すると、どの方式で送られるか判断しやすくなります。

まとめ

iMessageは、Appleデバイス同士で写真や動画を含むメッセージをやり取りしやすい機能です。青色の吹き出しはiMessage、緑色の吹き出しはRCS、MMS、SMSのいずれかを表します。料金を確認する際は、吹き出しの色だけでなく、送信方式と契約条件も確認してください。

個人間の少人数の連絡にはiMessageやSMS、企業との問い合わせや予約にはApple Messages for Business、企業が認証・通知・リマインド・一斉配信を運用する場合には法人向けSMS配信サービスが候補になります。相手、送信件数、運用に必要な機能を整理して使い分けることが重要です。