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ゆうこ

更新日:2026-01-25

4389 閲覧数, 6 min 読む

狙ったターゲットにうまく届かず、特典やキャンペーン情報も十分に伝えきれていない――そのような課題を抱える企業も多いでしょう。

その場合は、紙のマーケティングから一歩進み、SMSマーケティングへ切り替えるタイミングです。

スマホ中心のいま、中小企業にとってSMSは、サービス認知の獲得や興味喚起に有効な手段となります。

統計では、消費者の約78%がテキストメッセージを優先しており、SNS(66%)や電子メール(50%)よりも高い結果です。

本記事では、中小企業向けSMSマーケティングの全体像を整理します。

メリットに加え、おすすめのサービス事業者も紹介します。

パート1. 中小企業向けSMSマーケティングサービスおすすめ5選

中小企業で安心して使えるSMS配信サービスを探す場合、まずは次の選択肢を検討するとよいでしょう。

#1 EngageLab

中小企業のSMSマーケティングで、まず検討したいのがEngageLabです。

オールインワンのプラットフォームとして、顧客とのスムーズなやり取りを支えるコミュニケーション機能を一括で提供します。


EngageLabのSMSマーケティング画面(ビジネス向け)

配信対象は200以上の国・地域に広がります。最短5秒で配信でき、到達率は99%です。

また、トラフィックが高い状況では送信チャネルを自動で切り替えるインテリジェント技術を採用しています。 最終的な受信者にメッセージを素早く届けやすい点が特徴です。

EngageLabはサポート窓口やバックアップ手段も複数用意されており、グローバルな業務連絡にも使いやすい設計です。

さらに、CCPAやGDPRなど国内外の規制に対応し、コンプライアンスを踏まえた運用を支援します。

プライバシーに配慮した適切なコミュニケーションを実現しやすい点も強みです。

💡 主な機能

  • マルチチャネルに対応(AppPush/WebPush/電子メール/SMS)
  • 認証・メッセージングに対応(ワンタイムパスワード(OTP)/WhatsApp)
  • 200以上の国・地域をカバー、到達率99%
  • 最短5秒の高速SMS配信
  • 任意の日時で予約配信が可能(設定もシンプル)
  • 配信状況の可視化
  • パフォーマンス分析(改善・最適化に活用)
  • 販促・トランザクション用途に対応
  • ワンタイムパスワード(OTP)の配信も可能
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Pros

  • 安定性と安全性の高いシステムで、1日100億通以上の配信にも対応
  • 分かりやすい画面設計で、チーム内の誰でもSMS施策を作成しやすい
  • 24時間365日のサポートがあり、運用負荷の軽減と効果最大化を支援
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Cons

  • MMSには非対応

💰 料金

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#2 Twilio

次に紹介するのはTwilioです。

中小企業のSMSマーケティングにも活用でき、180か国以上の顧客へ配信できます。


TwilioのSMS配信サービス

エンゲージメント、配信状況、テキストのパフォーマンスを追跡しやすい機能が統合されています。

運用しながら改善を回しやすい点が特徴です。

さらに、コーディングなしで会話管理、メッセージのアーカイブ、ワークフローの設定も行えます。

WhatsApp Businessにも対応しており、リーチ拡大にも役立ちます。

💡 主な機能

  • ローカライズ送信元を使い、180か国以上の顧客とつながれる
  • リアルタイム分析(配信状況と反応を測定)
  • グローバルなプライバシー規制に沿った配信を支援するコンプライアンス機能
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Pros

  • 導入は比較的スムーズ
  • 複数のプログラミング言語やインターフェースに対応
  • 使った分だけ支払う従量課金モデルで、運用の柔軟性が高い
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Cons

  • カスタマーサポートはやや改善余地がある
  • 不具合が発生することがある

#3 EZ Texting

EZ Textingも、定番のSMSマーケティングサービスの1つです。

SMSだけでなくMMSも送れるため、動画や画像を添えて注目を集められます。


EZ TextingのSMS配信サービス

このサービスの特徴は、AIで文章を作成できる機能です。

パーソナライズした文面を作りやすく、エンゲージメント向上が期待できます。

さらに、最適なタイミングで送るためのスケジューリング機能も備えています。

複数人で使える共有受信箱もあり、問い合わせ対応の連携もしやすくなります。

💡 主な機能

  • SMSとMMSに対応(表現の幅が広い)
  • AIによる文面作成(反応を取りやすいメッセージ作成を支援)
  • スマートスケジューリング(タイムリーな配信を支援)
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Pros

  • 技術的な知識が少なくても使いやすい
  • 顧客だけでなくチーム内の連携にも使え、生産性向上につながる
  • 過去の会話内容を踏まえた新規文面の作成ができ、個別感を出しやすい
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Cons

  • 機能面で不満の声がある

#4 SMSBump by Yotpo

SMSBump by Yotpoは、特にEC向けに設計されたツールです。

世界200か国以上で配信でき、Shopifyユーザーとの相性がよい点が特徴です。


SMSBump by YotpoのSMSマーケティング

規制に配慮した登録フォームやポップアップ、フッターウィジェットなどで連絡先リストを増やす機能が用意されています。

獲得導線を作りやすいのがポイントです。

また、パーソナライズが必須になりつつあるEC領域で、オーディエンス管理機能があるのは心強い要素です。

顧客体験の最適化に役立ちます。

💡 主な機能

  • オーディエンスのセグメント配信
  • 200か国以上の顧客に配信可能
  • 高度な分析(パフォーマンス追跡)
  • カゴ落ちユーザーの把握
  • 来店・カート放棄へのフォロー配信
  • リマインド配信
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Pros

  • チャットと電子メールで24時間365日サポート
  • 39種類のプリセットを備えたフロービルダー
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Cons

  • 操作に慣れが必要で、動作が不安定になることがある

#5 SimpleTexting

SimpleTextingは、操作がシンプルな中小企業向けSMSマーケティングツールです。

テンプレートのカスタマイズや予約配信など、顧客との連絡を効率化する機能がそろっています。


SimpleTextingのSMS配信サービス

自動返信機能により、繰り返し対応の手間を減らせます。

その分、より精度の高いターゲティングに時間を回しやすくなります。

さらに、コンプライアンス機能も搭載されています。

配信を適法に運用しやすく、顧客からの信頼につながります。

💡 主な機能

  • タグで顧客を分類
  • 氏名や誕生日に合わせたパーソナライズ
  • 定型文テンプレート(反復連絡を素早く配信)
  • 開封率・コンバージョン率の分析
  • 文面改善のPDCAに活用
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Pros

  • シンプルな画面で、最短20分でキャンペーンを作成できる
  • 受信メッセージが無料で、顧客との関係づくりに活用できる
  • 追加費用なしで、1つの番号に複数キーワードを設定できる
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Cons

  • 連絡先リスト拡大に使えるQRコード生成はできない

パート2. なぜ中小企業はSMSマーケティングを使うべきか

中小企業でSMSマーケティングを導入する理由として、特に押さえたいポイントを紹介します。

1 高い開封率

調査によると、SMSマーケティングは開封率98%、スパムはわずか1%とされています。

さらに、消費者の90%が30分以内にテキストへ反応するというデータもあります。

SMSは画面に直接表示されやすく、見落とされにくい点が強みです。

一方、電子メールは迷惑メールに入ったり、他のメールに埋もれたりすることがあります。

結果として、反応やコンバージョンの機会を高めやすくなります。

2 高い費用対効果

SMSマーケティングは、印刷媒体や他の有料広告に比べて費用を抑えやすい手法です。

予算が限られやすい中小企業でも、狙った層にアプローチしやすくなります。

3 顧客エンゲージメントを高めやすい

中小企業のSMSマーケティングは、顧客との関係づくりにも向いています。

双方向コミュニケーションができるため、配信だけでなく返信や問い合わせの受け取りも可能です。

継続的な接点を作ることで、ブランドへの定着も期待できます。

4 他施策と組み合わせやすい

SMSは、他のマーケティング施策を補完する役割も担えます。

チャネル横断で動線を作りやすい点がメリットです。

例えば、SNSアカウントへのリンクをSMSで案内できます。

プロフィールに誘導できれば、SNSキャンペーンの効果向上にもつながります。

パート3. 中小企業向けSMSの種類と実用例


SMSマーケティングのメッセージ種別

代表的なマーケティングメッセージの種類は次のとおりです。

💬 ウェルカムメッセージ: 登録直後に、感謝の言葉と特典を添えて送ります。

例えば次のような内容です。

“モニカ服装へようこそ。ご登録ありがとうございます。初回購入が10%オフになるコードWC10をご利用ください。ご一緒できてうれしいです。”

💬 販促メッセージ: セールや割引などを告知します。

売上づくりや、期待感の維持に効果的です。

例はこちらです。

“フラッシュセール開催中。水曜まで全商品20%オフ。お見逃しなく。”

💬 トランザクションメッセージ: 予約、発送、商品リリースなど、顧客の行動に紐づく重要な連絡に使います。

特に、期限のある情報の共有に向いています。

“佐藤様、ご注文#113415を発送しました。追跡はリンクXYZから確認できます。ご利用ありがとうございます。”

💬 イベント招待メッセージ: 新店舗オープンや店頭イベントなどへ案内する短いメッセージです。

“新店舗を東京にオープンします。店頭商品が一律20%オフです。2024/11/20に(location)でお待ちしています。”

💬 予約リマインドメッセージ: 施術や面談など、予約の忘れ防止に役立ちます。

直前の連絡で無断キャンセル対策にもつながります。

“リマインド:ビューティースパで田中様のご予約が2024/11/20(水)に入っています。確認は「C」と返信。変更は(phone number)まで。”

💬 カゴ落ちメッセージ: カートに商品を入れたまま購入していない顧客に送ります。

例はこちらです。

“鈴木様、カートの商品が残っています。今すぐ購入で送料無料。こちらから(link)”

💬 在庫残りわずかメッセージ: 在庫が少なくなったタイミングで送ります。

緊急性を作り、早い購入につなげられます。

“日焼け止めは残りわずかです。在庫切れ前にご注文ください。(link)”

💬 誕生日メッセージ: 誕生日に特典を送ることで、顧客の満足度やロイヤルティ向上が期待できます。

例はこちらです。

“小山様、お誕生日おめでとうございます。ささやかなプレゼントとして、コード(Annaa20)で20%オフになります。素敵な1日をお過ごしください。”

パート4. SMSマーケティングの成果測定方法

中小企業のSMSマーケティングを改善するには、成果の見える化が欠かせません。

ここでは進捗を測るためのポイントを紹介します。

重要指標

まずは重要指標を継続的にチェックします。

具体的には、コンバージョン率、反応率、返信率、リスト成長率などです。

SMS施策を追跡・分析するツール

配信結果の統計を出せるツールも重要です。

配信率などのデータを追うことで、文面や配信設計を適切なタイミングで見直せます。

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A/Bテスト

A/Bテストは、同じメッセージの異なる2パターンを比較し、成果のよい方を見極める手法です。

オーディエンスを分け、A案を1グループに、B案を別グループに送ります。

比較対象の例:CTA、本文、配信時間、オファー内容、メッセージ種別。

反応が高いパターンを採用し、顧客との接点を強化します。

パート5. 中小企業向けSMSマーケティングのよくある質問

Q. SMSマーケティングの1通あたりの費用はいくらですか?

1通あたりの費用はベンダーにより異なりますが、平均では$0.01〜$0.05程度です。

Q. SMSはどのくらいの頻度で送るべきですか?

導入初期は、合計4〜5通を目安にするとよいでしょう。

週1〜2通程度から開始し、反応を見ながら月10通程度まで増やす運用が一般的です。

Q. 中小企業でもSMSは効果がありますか?

はい。

開封率が98%とされ、費用対効果の高い手段として見込み顧客とつながり、エンゲージメントを高めやすいからです。

Q. 米国ではSMSマーケティングは違法ですか?

米国でもSMSマーケティングは合法です。

ただし、送信前に顧客の同意を得る必要があります。

TCPAに違反すると最大$1,500の罰金となる場合があります。

Q. SMSマーケティングの法的要件は何ですか?

米国では、顧客同意の取得、明確な配信停止手段の提示、TCPAへの準拠が求められます。

まとめ

中小企業のSMSマーケティングは、理想の顧客にアプローチし、サービスへの反応や意見を得るうえで有効です。

配信サービス選びに迷う場合は、EngageLabは有力な選択肢の1つです。

200か国以上へリーチできる環境を整え、顧客接点の拡大につなげていきましょう。

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