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ゆうこ

更新日:2026-01-08

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世界中の多くの人が、コミュニケーションにテキストメッセージを利用しています。そのため企業も、できるだけ多くの人に届ける手段として、マルチチャネル戦略にショートメッセージサービス(SMS)マーケティングを組み込んでいます。

EngageLabのようなプラットフォームを使うと、SMSキャンペーンの自動化をより短時間で手軽に実行できます。 SMSと同様に、多くの人は気づかないうちにマルチメディアメッセージングサービス(MMS)も送っています。

そこで本記事では、SMSとMMSの違いを丁寧に解説します。個人利用とビジネス利用の両方で、目的に合うメッセージ形式を選べるよう整理します。

SMSとMMSの違い:SMS通知をわかりやすく解説

名前のとおり、SMSは短いメッセージです。最大160文字までで、基本はプレーンテキストで送信します。つまり、画像や動画などのメディアファイルはSMSに含められません。

SMSが広く使われる理由は、テキストメッセージを送る方法として最もシンプルだからです。 以前は携帯電話網が主要な送信手段でした。近年はVoIP電話により、インターネット接続でもSMSを活用できます。

SMSの基本的な仕組み

送信者から受信者へSMSが届くまでの主なステップは、次のとおりです。

  • 注文などのトリガーイベントが発生する。
  • イベントを分析し、処理する。
  • SMSゲートウェイAPIにリクエストを送信する。
  • リクエストを処理する。
  • メッセージを送信し、配信結果を確認する。

SMSの仕組みをより詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考になります。

SMS通知

テキストメッセージのライフサイクル

出典:https://www.nwcphp.org/

MMSメッセージとは?

MMSはSMSとはまったく異なります。MMSはマルチメディアメッセージングサービスの略称です。MMSではテキストに加えて、音声、動画、絵文字、画像などのメディアファイルを添付できます。

マーケターはSMSの文字だけに頼るのではなく、魅力的なメディアを使った訴求のためにMMSを活用することがあります。

MMSについて重要なのは、SMSと同じネットワークを通って届くことです。 さらに、受信者の受信箱もSMSと同じです。 多くの場合、MMSは比較的早く開封されます。

統計では、MMSの開封率が98%に達するというデータも示されています。

MMSに関するよくある質問

MMSについて、よくある質問と回答は次のとおりです。

Q: MMSはどのようなファイル形式に対応していますか?

A: GIF、PNG、JPG、MP3、MP4など、さまざまな形式を送信できます。

Q: MMSは国際送信できますか?

A: 可能です。

ただし料金が高くなる場合があるため、費用を考慮する必要があります。

Q: MMSはSMSより送信コストが高いですか?

A: はい。

MMSはメディアファイルを含むためエンコード処理が増え、その分コストもSMSより高くなります。

SMSとMMSの主な違い

SMSとMMSの基本を把握できたところで、両者の違いが気になる方も多いはずです。

SMSとMMSの比較

出典: SMSとMMSの比較

ここからは、主要な特徴を踏まえてSMSとMMSを詳しく比較します。

1.コンテンツの種類

最も大きな違いは、表現の幅です。

MMSは画像、動画、音声、GIFなどに対応します。一方、SMSは160文字のテキストに制限され、同じ柔軟性は得られません。

また、ネットワークによってはSMSで絵文字の送信をサポートしていない場合があります。

こうした点も、MMSが選択肢になる理由の一つです。

2.文字数の上限

SMSは最大160文字です。それに対してMMSは最大1600文字まで対応します。そのため、SMSの約10倍の文字数で、より情報量の多いメッセージを作成できます。

SMSとMMSの文字数上限

3.料金

特にメッセージ配信をマーケティング施策として行う企業にとって、料金は重要な判断材料です。

SMSの送信コストはMMSよりも低く、マルチメディアの送信はデータ量が増えるため費用も高くなります。

また、EngageLabのような顧客エンゲージメントプラットフォームを使えば、MMSを大量送信するよりも低コストでSMSマーケティングの自動化を進めやすくなります。

4.到達率

SMSはMMSほど多機能ではありません。

しかし、安定性と到達率の観点では、より適した選択肢です。

多くの携帯電話端末と携帯電話網がSMSの送受信に対応しているため、SMSマーケティングの成果を後押しします。

一方、すべての端末がMMSをサポートしているわけではありません。

そのためMMSだけに依存すると、ターゲットの一部に届かない可能性があります。

個人のグループチャットでは、MMSが有効な場合があります。

グループ全員が同じメッセージを軸に会話できるためです。

反対に、SMSを複数の相手に送る場合は、電子メールのBCCのように個別送信になります。

SMSの到達率が重要な理由

出典:https://textgrid.com/

SMSとMMSのメリット・デメリット

SMSとMMSはどちらも、受信者との関係構築に役立ちます。

たとえば、貴社のターゲット顧客との接点強化にも有効です。

ただし、それぞれにメリットとデメリットがあるため、目的に応じて使い分ける必要があります。

メリット
  • 画像SMSは短くてシンプルなため、受信者は数秒で読み取りやすい。
  • 画像SMSは一般的で、信頼されやすいコミュニケーション手段。
  • 画像SMSの送信コストを抑えやすい。
  • 画像SMSキャンペーンの自動化を短時間で行える。
  • 画像SMSは遅延が少なく、すぐ送信できる。
  • 画像SMSは到達率と開封率が高く、ターゲットに届きやすい。
デメリット
  • 画像SMSはテキストのみのため、表現の自由度が低い。
  • 画像SMSは160文字までのため、長文や詳細な内容には向かない。

MMSのメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット
  • 画像MMSは動画、画像、音声、GIFを含められるため、視覚的に訴求しやすい。
  • 画像独自のメディアを添付したMMSで、競合との差別化を図りやすい。
  • 画像MMSは最大1600文字まで対応し、情報量を確保しやすい。
デメリット
  • 画像MMSを大量送信するには、マーケティング予算を大きく割く必要がある。
  • 画像MMSは開封されやすい一方で、端末側で無効になっている場合がある。
  • 画像MMSはSMSより到達率が低い。

SMSとMMS:どちらを使うべき?

SMSとMMSの違いを把握すると、マーケティングでも目的に合う手段を選びやすくなります。

ここでは、SMSとMMSの代表的な利用シーンを整理します。

SMSの利用シーン

  • 注文確定や発送連絡を送る。
  • 予約リマインドを送る。
  • パスワードリセットやワンタイムパスワード(OTP)を送る。
  • 本人認証に活用する。
  • 行政機関による緊急警報を送る。
  • 割引やクーポンコードを案内する。
  • 商品やサービスを告知する。
  • 小規模事業者から多国籍企業まで活用できる。

基本的に、短く要点だけを確実に伝えたい場合はSMSが適しています。

MMSの利用シーン

  • 画像やメッセージを添えた、クリスマスの挨拶などのグリーティングを送る。
  • 招待状を送る。
  • 画像付きで商品やサービスを告知する。
  • オンボーディング動画、またはウェルカム動画を送る。

MMSは、画像などのメディアを添付して訴求したい場合に有効です。

ただしMMSの大量送信は高額になりやすく、中規模以上の企業で採用されるケースが一般的です。

一方でSMSは、企業規模を問わず比較的使いやすい手段です。

EngageLab:メッセージ配信の頼れるパートナー

SMSとMMSの違いを理解しても、施策としてどちらが適しているか判断に迷う場合があります。

その場合は、オールインワンの顧客エンゲージメントプラットフォームであるEngageLabの活用が選択肢になります。

EngageLab

なお、EngageLabは本記事で紹介したデメリットを踏まえ、MMSには対応していません。

その代わり、SMSを含む複数チャネルで自動化されたマーケティングキャンペーンを実行できます。

EngageLabは、200以上の国と地域へSMSを直接送信できます。

そのため、グローバルにカバーしやすい点が特長です。

また、数秒以内にSMSを送信し、高い到達率を実現します。

さらにEngageLabのダッシュボードでは、メッセージの状況をリアルタイムで確認できます。

電子メールなど、ほかのマーケティング施策も対象です。

リアルタイム情報を活用すると、判断の質を高め、戦略の最適化につなげられます。

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EngageLabでSMSキャンペーンを設定する方法

EngageLabでSMSキャンペーンを設定する流れは次のとおりです。

EngageLabでSMSを選択し、ダッシュボードを開く。

SMSキャンペーンのダッシュボード

SMS用テンプレートを作成します。

EngageLabは、次の3種類のメッセージに対応しています。

認証コード、業界通知、マーケティング

テンプレートセクションから、次のようにテンプレートを作成します。

SMSテンプレート

送信設定でSMS_USERを使用し、アカウントを設定する。

SMSの認証設定

ISPは送信者の本人確認を求めるため、SMS内に署名を入れる必要があります。

これにより、素早く高い到達率で送信しやすくなります。

SMS_USERSMS_KEY、そしてテンプレートを設定したら、まずテスト送信を行います。

その後、SMS APIに進み、大量配信を行います。

SMSのステータスを把握するには、次のコードを確認します。

SMSエラーコード

EngageLabはSMSHookチャネルを利用し、リクエストを処理して対象ユーザーに情報を送信します。

エラーが発生した場合は、適切な間隔で最大7回まで再送を試みます。

全体として、EngageLabでのSMSキャンペーン設定は短時間で行えます。

SMSマーケティングだけでなく、ほかのチャネルも活用できます。

たとえばアプリ通知、ウェブ通知、電子メール、WhatsAppビジネスメッセージなどです。

EngageLabのSMSマーケティング機能の料金

EngageLabは、大規模な顧客基盤にSMSを送るための効率的で手頃な方法を提供します。

料金体系はわかりやすく、料金ページで費用を簡単に試算できます。

例は次の画像のとおりです。

EngageLabのSMS料金

まとめ

SMSとMMSは、どちらも重要で人気のあるメッセージ手段です。

フォーマルな連絡にも、カジュアルな連絡にも活用できます。

特に企業にとっては、SMSとMMSの違いを理解することが、ターゲットに効率的かつ安定的に届けるための鍵になります。

総合的に見ると、SMSはMMSより到達率が高く、コストも抑えやすい傾向があります。

そのため、オールインワンの顧客エンゲージメントプラットフォームであるEngageLabを使い、SMSキャンペーンを自動化する方法は有力な選択肢になります。

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